2012年04月28日

さてさて、何かとバタバタしているうちにゴールデンウィークがやって来た。



毎年同じことを書いているようだが、、、パスタイムは 「通常営業」 だから、私たちのスケジュールはいつも通り。



でも、普段みえない遠方のお客様がいらしゃることが多いから、店頭の様子はちょっと違う。




15年ほど前まで、、、ゴールデンウィークには、いつもどこかしらの都市にいた。



横浜、名古屋、それから大阪、岡山、広島、福岡まで。



車に時計やショーケースを積み込み、ちょっとした遠征気分で出掛ける。



行く先々で、言葉の響きが違ったり、引き合いになる時計のタイプの違ったり、と興味深いこともあったし、、、各地の美味しいものを食べたりして、とてもいい想い出になっている。



毎回必ずみえる常連の方々とのお付き合いを通し、本当に熱心なアンティークウォッチの愛好家がむしろ関東圏以外に多いことが分ったが、、、当時は、自分から足を運んで初めてそういった方々とコンタクトが取れたのだ。




でも、時代は確実に変った。



耳慣れない 「ホームページ」 とか 「ウエブサイト」 などというものが登場し、、、最初は拒絶反応を起こしていた私も、その利便性を認めざるを得なくなった。



かつてそれなりの日数を費やし、店を閉めて遠征しなければ知り合うことはなかったであろう方達とコンタクトが取れるようになったし、、、、現に今もこのブログを通じて 「距離を越えた」 交信をさせていただいている。



そして何より有り難いことに、、、今は 「遠方の愛好家」 が休暇を利用して、わざわざこの吉祥寺まで足を運んで下さるのだ。




出掛けて行ったゴールデンウィークと、お迎えするゴールデンウィーク。



「十年一昔」 と言うが、、、かつては思いもしなかったこと。



さて、今日はどんな方がいらしゃって、どんな時計の話しになるのか。



そろそろ店頭に戻る時間が来たようだ。


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2012年04月25日

「イテテテッ」



今朝目覚めたら、久しぶりに筋肉痛に見舞われた。


胸から肩から、腹筋まで、、、体中痛い。



そうか、、。



筋肉痛の原因は、腕立て伏せだ。





先日、風呂上がりに改めて自分の体を鏡で見て、気が付いた。



何だか変だ。



胸のあたりがブヨッとしていて、、、どうにもだらしない。




試しに体重計に乗ってみると、去年あたりより3キロほど増えていた。




「マズい」




体重の方はまた食事を減せばいいとして、、、衰えた筋肉は、鍛えなければ元には戻らないのだ。





6〜7年前、、、かねてからの暴飲暴食が祟った私の体重は、72Kgほどになっていた。



ちなみに、20代の頃の体重は、63Kg前後である。



ちょうどその頃、新たに入社した新田(現在バックパックを背負って世界を放浪中)が習慣的に昼食を食べないのを見て私も真似してみたところ、、、見る見るうちに体重が減少。



1年後には、10Kg減の63Kgに戻ったのだ。




ところが安心した私は、この数年、昼に弁当を食べるようになった。



そして、体重が増えると昼食を抜き、また増えると抜き、を繰り返し、、、運動抜きで体重を調整したせいで、脂肪よりも、筋肉が落ちてしまったようだ。




何とかせねば、、。



まだまだ、オジイちゃんぽくなりたくはない



しかし、スポーツジムに通う時間などない。



という訳で、、、シンプルに腕立て伏せ。



50を前にしたオジサンが、、、エッチラオッチラ 「悪アガキ」 を始めたのだ。


posted by Masa’s Pastime at 14:01 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月22日

一昨日の晩、バーの止まり木で映画鑑賞した。




ハモニカ横丁の入り口にある 「バナナ・バー」 ではいつもなんだかしらの洋画のDVDが回っているから、普段映画を見ることがない私にとっては、唯一ゆっくり映画鑑賞する場所なのだ。





最初に観たのは 「500DAYS OF SUMMER」 という題名の、アメリカ映画。




別に新作の映画ではないから既に観た方も多いだろうが、私にとっては初めて見る俳優ばかり。




ストーリー自体は取り立てどうということもなかったが、、そのエンディングに 「ちょっとひっ掛かるセリフ」 があった。





かつて自分に思いを寄せていた男に再会した女、曰わく 「私はパンケーキを食べながら小説を読んでいた。 するとそこに、話しの内容を聞いてきた人がいた。 それが今の夫なの」 というパート。




そして 「もしあの日パンケーキを食べに行かなかったら? もし食べに行くのが10分遅かったら?」 




「つまり、、、私達は出会うべくして出会ったの」 と続く。




極めて当たり前で、ありがちな話しに聞こえた。




しかし、「シザーハンド」 という次の映画が始まってからも、、、何故か、その 「もし」 は、頭から離れなかったのだ。





確かに、そういうことはたくさんあった。




いや、 「もし」 は、今も毎日のように繰り返していることなのだろう。





昔の事を思い返してみた。




もし少年期のある日にダイビングショップのオーナーと知り合わなかったら、、、、私はアメリカに行かなかっただろう。




もし、そこで知り合ったアンティークのブローカーに荷物持ちの手伝いを頼まれなかったら?、、、「忙しいから」 と断っていたら?




おそらく、私はアンティーク時計屋になっていないだろう。



両手がハサミになっている主人公が登場した画面を観ながらも、、、頭は 「もし」 から離れない。





そもそもあの日、私が二駅ほど離れたところにあったダイビングショップに行ったのは、偶然だった。




あの晩、、翌朝友達と海に行くことになっていた私が古くなった水中メガネを頭に着けてみたところ、、、ゴムのストラップが 「パチン」 と切れたのだ。




水中メガネを売っている 「森田スポーツ用品店」 は、近所にあった。



でも既に夜はかなり更けていて、、、店はとうに閉まっている。




困った私が騒いでいると、、、いつか 「潜水の店」 のようなのがあるのを見た、というオフクロが、車で連れて行ってくれた。




それが、後に私が仕事することになったダイビングショップだったのだ。





ハサミ男は、警官に追われて逃げ回っている。



ホットサンドを食べ終わって、バーボンのお替りを頼んだ。



酔いが回ってきても、、、「引っ掛かり」 は消えない。




ということは、私が今アンティーク時計屋になっているのは、、、35年前のあの晩、水中メガネのストラップが切れたから、ということになるのか?




もし、あの夜ストラップが切れていなかったら?




切れたのがもう少し遅い時間だったら?




ストラップは、、、 「切れるべくして」 切れたのだろうか?




大分酔っ払ってきた、、。



「もし」 が、頭の中をグルグル回っている。



気がつくとハサミ男の映画は終わり、、、バナナバーは、週末らしい賑わいを見せていた。

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posted by Masa’s Pastime at 12:13 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月20日

ギョーシェダイアル 懐中時計 腕時計 東京


新たなカスタム腕時計ケースの完成が遅れている中、、、ギロシュ彫りのダイアル第一号が完成した。




少し前にご紹介した通り、ギロシュのダイアルは 「エングレイバーの辻本」 がこのところ取り組んでいたプロジェクト。




細かい点に不満があったので改良を求めていたのだが、、、何枚かの試作を経て、遂に完成度の高いものが完成したのだ。





巷のギロシュダイアルと異なるのは、数字やロゴ、インデックスの刻みに至るまで全て手彫りであること。





まさに、辻本渾身のダイアルなのである。






さて、記念すべき一つ目のギロシュダイアルを搭載した時計は、0サイズの「ハミルトン983」




1911年に製造されたこのムーブメントは、去年100歳を迎えたアンティーク。





かなり数少ないこのモデルは、、、スイスのハイグレードメーカー 「CH メイラン」 の同サイズムーブメントの設計をライセンス契約し、アメリカのハミルトンが製造した名機。





もっとも基本的な設計がスイスでも、各所独自なアメリカ的味付けがされていて、、、一見した雰囲気は、オリジナルのメイランムーブメントとかなり違ったものになっている。






言わばムーブメンは、スイスとアメリカのコラボレーション。




そしてダイアルとケースの製造は、わが国で行われたこのカスタム腕時計。




考えて見ると、、、これは極めて 「多国籍な腕時計」 ということが言えるだろう。






※この時計に関するご紹介は、ホームページ内 「カスタム腕時計」 に掲載されています。

  ご興味のある方は是非こちらをご覧下さいませ。

http://www.antique-pastime.com/item/wristwatch/custom/1/1696.html


posted by Masa’s Pastime at 16:17 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月13日

昨日、ようやっと重いコートとおさらばした。




思えば去年の11月末くらいからずーと同じコートを着続けていて、、、いい加減、毛玉だらけになっていたのだ。




ついでにズボンも替えてみた。




こちらもやはり冬の間サスペンダーを付けっぱなしで、取り替えたことがなかったから、、、既にポケットの縁がすり切れかけていた。




ちなみに、ズボン下(ステテコ)と肌着は先週から履くのを止めていたから、「全装備」 にすると相当に軽くなったことになる。



そして体だけでなく、、、明らかに気分まで軽くなったのだ。





自他共に認める不精者の私は、着る物を取っ替え引っ替えするのが苦手だ。



唯一取り替えるのは季節ごとの衣替えの時か、生地が破れたりしてその服が着れなくなった時だけ。




当然、ファッションには疎いし、、、そもそも洋服屋に行くのが面倒くさい。



しかし、服装を替えただけでこんなに気分が変わるのなら、、、これからは、もう少し気を使ってみてもいいかもしれない。





季節のせいか、なんだかいいコトことありそうな気もするし。




まさか、行きつけの飲み屋で隣り合ったお嬢さんに 「中年の魅力ってス・テ・キ」 なんて言われることはないだろうが、、。



いずれにしてもいい歳なんだから、もう少し身綺麗にしなくては。





来週の休みは、久し振りにデパートにでも行ってみるかなぁ。

posted by Masa’s Pastime at 11:28 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月11日

今年も 「花見」 の誘いのメールが来た。



毎年この時期、高校3年当時の同級生が恒例にしているものだ。



昼間、井の頭公園で集まって花見をやり、その後近くの居酒屋などで2次会、そしてカラオケでの3次会、という流れ。




残念ながら、私はほとんど参加出来ない。



さすがにそのために週末に店を早退するわけにもいかなくて、去年は 「3次会から合流」 を試みるも、、、結局、間に合わなかった。



その前年は、なんとか指定されたカラオケボックスに飛び込んだが、残っていた数人の仲間は昼間からの長丁場にヘロヘロで、、、歌の合間に隣の男と素早く近況などを話すうち 「お開き」 になってしまったのだ。




そもそも私は 「花見」 が好きではない。



理由はいくつかある。



まずは、その姿勢。



普通花見では、地べたに敷いたブルーシートやマットの上に座ることになるが、、、あぐらの苦手な私は、その姿勢ではちょっともリラックス出来ないのだ。




次に、花粉。



花見の時期は 「花粉症」 の時期と思いっきり重なるし、、、更に、飲酒が症状をより悪化させる。



くしゃみを連発した挙句、いい歳をした 「ハナ垂れ小僧」 のようになって 「それでだー、ごごんどごろじごどがいぞがじぐでだー(それでなー、ここんところ仕事が忙しくてなーの意)」 と、鬱陶しいこと甚だしい。



よって、仲間とワイワイやるのは人一倍好きな私が、、、花見だけは、どうにも腰が重くなってしまうのだ。




でも、桜の花は大好きだ。



パーっと咲いたと思ったら、ハラハラと散って、、、潔ぎ良い。



寒くて暗い冬の終わり。



そして、暖かな季節の到来の象徴だから。




今朝、ノソノソと居間に行くと、、、窓の外は 「花曇り」 の風景だった。



遅刻寸前の子供たちをカミさんが送りに出ると、静まり返った居間は絶好の花見台に。



お茶を飲みながらゆっくり新聞に目を通し、時折チラチラと窓の外を眺める。



団地の居間からでも 「花見」 は出来たのだ。


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posted by Masa’s Pastime at 12:12 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月08日

今月の初めにはなんとか、と言っていた 「カスタムウォッチ」 の完成が、遅れている。




前回お話ししたとおり、ケースや文字盤の製作自体は全てクリアーした。




しかし、ケースの表・裏に装着される 「サファイアクリスタル」 の調達に予想以上の時間が掛かり、、、当面必要な分の納品が、来月に入ってからになったのだ。





この 「サファイアクリスタル」 、現行腕時計ファンにとってはお馴染みのものだが、、、そうでない方のために、ちょっと説明を。



サファイアクリスタルとは、無色透明の 「人造サファイア」 で作った時計用の風防のこと。



呼び名に 「クリスタル」 と付いても 「水晶」 や 「ガラス」 とは全く無関係なもので、、、実際には、天然のコランダム(ルビー・サファイア)と同じ組成の石の塊を人工的に造り、それを切削して風防の形にしたもの、ということになる。



要は風防自体が 「人造サファイアの塊」 という訳だ。




20世紀に入り、ルビーやサファイアが人工的に作れるようになると、それまで天然石が使われていた時計の 「軸受け」 等の石は、人工的に作られるようになった。



時計の仕様書や文字盤上の表記で 「17石」 とか 「21石」 と呼ばれる、その石の話しだが、、、この人造石が時計の 「風防」 に使われるようになったのは、ごく近年になってからだ。



だから 「アンティーク」 や 「ビンテージ」 の時計の風防で 「サファイアクリスタル」 というのはない訳で、、、これらは通常、ごく普通の 「ミネラルガラス」 や 「プラスティック」 の風防が使用されている。

(※ごく一部の婦人物の時計などで、「天然のホワイトサファイア」 の風防が付いているものはあるようだが、私は確認したことがない。)




この 「サファイアクリスタル」 、その最も大きな利点は、「硬い」 という点。



ちなみに 「ルビー・サファイア」 は基本的に同じ組成を持ったコランダムと呼ばれる石で、鳩の血の色のような赤い物をルビーと呼び、それ以外の全ての色のものを 「サファイア」 と呼んでいるのだが、、、これらはダイアモンドの次に高い硬度を持った石だ。



したがって、当然ガラスやプラスティックと較べて、遥かに傷が付きにくいし、割れにくい。



あちこちにぶつけてしまいがちな腕時計の風防としては、まさにうってつけの材料なのだ。



更に透明度の高さもメリットになる。




一方、デメリットは、ずばり 「コスト」



この手の人造サファイアは、価格が億単位とも言われるプラチナ製の釜の中で酸化アルミニウムを溶解し、結晶化した種を少しづつ大きく成長させるようにして作られる。



「洋梨」 を縦長にしたような形で出来上がった 「サファイアの塊」 は、その後、ある一定の決まった方向から規則正しく輪切りにされる。



そして、時計の風防を作り出すには、この切断されたサファイアから必要な形を 「削り出す」 しかないのだが、ダイアモンドの次に硬い石だから、、、当然その研磨には高度な技術が必要だ。



結果、一つのサファイアクリスタルを作るのに要する費用は、ミネラルガラスやプラスティックとは 「桁違い」 なものになる訳だ。




実は、今回のカスタムウォッチの構想段階において、このサファイアクリスタルのコストは、最も頭の痛い問題だった。



「既製品の時計用サファイアクリスタルが使用できない」 という点においては、従来の 「0サイズカスタム腕時計」 に関しても同様なのだが、、、、0サイズに較べて遥かに大きなサファイアが必要な今回のものの場合、概算の見積りを見ただけで、思わず 「ヒエーッ」 と叫びたくなるほどの値段だったのだ。




正直、しばらくは 「安い所」 を探してみた。



サファイアクリスタルは中国を始めとする新興国でも製造されていて、値段的には大分安い。



しかし、よくよく調べるにつれて、、、これは選択肢から消えた。




この数年、国内で製造される人造サファイアの大半は、ご存知 「LED」 の電球に使用されるようになっている。



困ったことに、これが風防用材料の調達に遅れが出ている原因なのだが、、、例えば中国製に関しては、「クリスマスツリーのチカチカの電飾等なら問題ない」 ものの、より信頼性の必要な 「信号機」 などでは、残念ながら、まだ使用出来ないレベルのものだということが分ったのだ。



実際、現行時計を扱っている知り合いの話しでは、現在市販されているスイス製のブランド時計に関しても、簡単には割れない筈のサファイアクリスタルが、いとも簡単に割れてしまうケースがあるらしい。



つまり、同じサファイアクリスタルでも、、、「ピンからキリまで」 あるということ。




これは困る。



安い市販品の腕時計など巷に溢れ返っている中で、わざわざ 「こだわりの時計」 を作ろうというのに、、、「安かろう悪かろう」 では本末転倒なのだ。



勿論、腕時計の風防はサファイアでないといけない訳ではない。



ミネラルガラスでも、パッキン付きの仕様にして 「防水型」 にすることは出来るし、、、アンティークの時計と同じように、傷が付いたら交換すれば問題はないのだ。



結局、サファイアクリスタルを採用するメリットと、相当分のコスト高となるデメリットを天秤に掛けることになったが、、、最終的に値段の面には目をつむり、信用のおける筋の紹介を受けた、国内の業者に任せることにした。




寸法やカーブの形状、面取りの角度等、、、何度かの細かい打ち合わせを経て、昨日受け取った 「試作品」 のサファイアクリスタル。



防水パッキンを取り付けて、同じく試作品のケースにはめてみたところ、、、まさに 「ドンピシャ」 だった。



これなら仕上がりには、文句なし。



後はひたすら、、、来月の納品を待つのみ、なのだ。


posted by Masa’s Pastime at 19:04 | Comment(0) | 新着情報

2012年04月06日

次女の入学式に出席してきた。



帰国後のバタバタもなかなか解消しない中、時間は惜しかったが、、、長女の時だけ出席して次女はなし、というのも少々不憫だし、午前中に済むとのことだから、ちょっと顔を出したのだ。




遅れていた桜も、何とか格好がついていた。



桜の下で、爺さん婆さんと一緒に写真を撮り、自宅目の前の学校へ。



校門に差し掛かると、 「入学式」 の立て札の横に立ち、それぞれ写真を撮ってもらっている子供達がいた。



周りには、目を細めて孫の姿を見守るおじいちゃんおばあちゃん達。



まさしく 「目に入れても痛くない」 というやつだろう。



中にはランドセルが歩いているような小さい子もいるが、、、どの子も活き活きしていて、実に微笑ましい。




体育館で行われた式典の後、次女の教室に案内された。



1年3組。 総勢27人がお行儀良く座り、初めて会った若い先生の話しを聞いている。



自分の記憶と重ね、なんだか嬉しいような、懐かしいような、、、しかし、あの頃とは何か風景が違う。



そう。



27人のうち17人は女子。



つまり、、、一見女の子ばかりに見えるのだ。



ちなみに、これはこの組だけの話しではなく、、、他の4つの組も同様らしい。




これは一体どういうことだろう?



確かに、日本の全人口における女性の割合は、男性よりやや多いと聞いた。



でもそれは、かつて2次大戦によって男がより多く死んでいったことや、一般に女性が男性より長寿であることに起因している筈だったのでは、、?



しかしこの新入生達が生まれたのは、たった6〜7年前。



つまり、「戦争」 とも「寿命」 とも、無関係な話しだろう。



要は単純に 「近年の新生児は女子が多い」 ということになるのか。



少なくとも6〜7年前の、この近辺においては。




そういえば、環境ホルモンの影響で、多摩川のコイにメスが増えているとも聞いたことがあった。



確かオスに関しても、、、生殖器の一部が女性化している個体が確認されているとかなんとか、、?



もしかしたら、、、そんなこととも何か関係があるのだろうか?




薄ら寒くなるような想像からふと我に帰ると、、、机に貼り付けてある自分の名札を手のひらで隠し、名前を呼ぼうとした先生を困らせている次女が目に入った。



初日からイタズラしているようでは先が思いやられるが、、、まあ仕方ない。



私も散々やった方だし、やはり 「蛙の子は蛙」 なのだ。




気が付くと、既に昼になっている。



駅に向かう遊歩道を歩いて、道のど真ん中にある桜の下をくぐった。



見事に腕を広げた桜の大木は、、、次女の入学を祝ってくれているように見えた。

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2012年04月04日

さてさて、凄まじい春の嵐の洗礼を受けながら、昨日(4/3)の夕方パスタイムにたどり着いた。



吹きすさぶ強風と雨の中、濡れネズミになりながらもトランク8個分の荷物を店に降ろし終え、、、取り敢えず一旦帰宅。



予想通り夜中の3時に目覚めてしまったが、、、何とか時差ぼけ気味の頭で店に戻ってきた。




亡くなった友人の仕事場を片付ける、という気の重い使命を果たした今、ホッと一息、と言いたいところだが、、、、実際には、譲り受けた夥しい量の 「遺品」 を前にして、あらためて途方に暮れている。




「リューズ」 「ガラス」 「ムーブメント」 「ダイアル」 「ネジ」 「針」 etc、etc、、、。



「一つたりとも無駄にしない」 覚悟で詰め込んできた部品達。



しかし本当の意味で無駄にしないためには、このままではいけない。



いくらそこにあっても、、、必要な時、大量な類似品の中からその一つだけを探し出すことが出来るよう、整理しなければ意味がないのだ。




早速、全員で手分けして作業開始。



しかし目の前にあるのは、テンプだけがなくなったムーブメント。



バラバラの状態でビニール袋に入った時・分・秒針。



表面のギザギザが剥げてしまったリューズとそうでないリューズの山。



その他、あっちにもこっちにも。



手を付ければ付けるほど、、、途方に暮れ、手が止まる。




取り敢えず今日のところはおおよその整理を付けるに留め、、、今度の休みを使って少しずつ進めることに。



出発前から手を付けている時計も途中になってしまっているし、そろそろ店頭にお客様もいらっしゃる。



ということで、明後日より改めてお逢いしましょう。



まずは帰国のご挨拶まで。



懐中時計 腕時計 東京

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2012年04月01日

本日ご紹介するのはスイスの懐中時計の機会を使用した
当店オリジナル腕時計。


懐中時計 機械式 腕時計 東京

かつてのスイスの名門 C H Meylan のアメリカ市場向け0サイズ
文字盤にはNew York のジュエラーJ.A.Linherrの銘が入ります。

懐中時計 機械式 腕時計 東京

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C.H.Meylan カスタム腕時計 1900年頃
\550,000 (消費税込・一年保証付)

こちらの商品詳細を御覧になりたい方は下記当店オフィシャルサイトへどうぞ
http://www.antique-pastime.com/item/wristwatch/custom/1/1683.html

posted by Masa’s Pastime at 17:32 | Comment(0) | 新着情報