2013年07月28日




いやはや何だかんだと言っているうちに、随分と久しぶりのブログになってしまった。




先週は難物の時計の修理に手を焼いて 「ピンチヒッターの辻本」 に投稿を頼み、、、今週は、火曜から木曜日までの間、夏休みをいただいていた次第。




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さて、今年の夏休み第一弾(?)は去年の式根島に続き、ご近所さんの 「Tちゃん一家」 との 「伊豆七島神津島旅行」 だった。 




Tちゃん一家の息子達とうちの娘達は幼稚園から一緒だし、親同士も長い付き合いで、お互い気心が知れている。




そんな訳で、もう何年も前から夏になると一緒に海に行っている訳だ。





天気こそ 「まずまず」 といったところだったが、海は綺麗だし、どこへ行っても人はまばら。



大人も子供も大満足の小旅行だったが、今年何より印象に残ったのは、子供達の成長の早さ。




うちの長女とTちゃんの長男TKちゃんはこの春から同じ中学に上がったのだが、、ほんの数年前までは海に来れば一緒にお風呂に入ってキャーキャーと遊んだりしていた。




それが気付けば、、、去年までキンキン声だったTちゃんの長男は声変わりし、野球で鍛えた身体は筋骨が目立つ。




うちの長女も、大柄なカミさんと並んで歩いていても背丈に大差がなくなり、体付きも急に女らしくなった。




2人の接し方も以前とは違い、、、お互い仲が良いながらも、ちょっと 「はにかんだ」 ようなところが見られる。



たった一年前に式根島に来た時とも明らかに違っていて、、、何とも感慨深い。




子供達の遊んでいる姿を見ている 「親」 の方は、何も変わっていないのに。



いや、、、そんなことはないか!?



気が付けば、かなりスリムだったTちゃんの腰周りにもいくらか 「脂が乗った」 ような気がするし、カミさん達のことは置いとくとして(?)、、、私の身体も、明らかに筋肉が落ちている。



そう言えば、最近急に白髪が増えてきたし、、。




「TKの野球も忙しくなるし、来年はどうかなあ、、」



TMちゃん(Tちゃんの奥さん)も、言っていた。



友達付き合いや部活動に忙しくなったうちの長女も、来年はどうか分からない。



今、浜で無邪気にはしゃいでいる子供達はそうやって大人になり、、、親達はいずれ皆、老人になるのだ。




「調布行き」 のプロペラ機に乗り込み、一息付いた。



「19人乗りの飛行機」 の窓の下を興味深そうに覗き込んでいた、真っ黒な子供達。



しかし10分もすると、、、皆寝息を立てている。




何故か寝付けなかった。



いつの日か、いい歳になった娘達に 「手を曳かれて歩く自分」 が目に浮かぶ。



気が付けば、「味の素スタジアム」 が、目の前に迫っていた。


posted by Masa’s Pastime at 18:34 | Comment(0) | 新着情報

2013年07月11日

今週はハードスケジュール(遊び過ぎ?)の中、何とか次女との約束を果たした。



先週のブログに書いたように、日曜日の夜からはご近所さんの 「Tちゃん」 と、伊豆釣行。



単身赴任先の岡山から駆け付けたTちゃんと小田原で合流したのは、深夜11時過ぎ。



久しぶりの再会で互いの近況など話しつつ伊東のアパートに辿り着き、、、結局、そのまま朝方近くまで飲んでしまった。




数時間後Tちゃんに起こされ、表を見れば、、、外は思いっきり 「カンカン照り」 



朝飯抜きで、そそくさと出発した。




結局 「釣果」 の方はパッとしなかったのだが、、、久しぶりに青空の下で一日遊び、気分は爽快。



帰路、いつものトンカツ屋でボリュームたっぷりの 「ロースかつ定食」 を詰め込み、国分寺のうちに着いたのは、夜10時過ぎだったか。




一息ついて風呂に入り、魚の臭いを落として、缶ビールを 「プシュ。」



この瞬間が堪らないのだ。



しかしこの時点で連日の睡眠不足が効いてきて、、、、急に睡魔が襲ってきた。



しかし、、、今日は、まだ寝る訳にはいかない。




何故なら、前の週の水曜日は時間のやりくりが付かずフランス語の授業を休んでしまったため、、、「落ちこぼれかけ」 だった私のフランス語は、ますます拙いことになっていたのだ。



せめて宿題を、、、宿題くらいは終えなければ、、、休み明けの授業に着いて行けなくなる、、。



ということで、半分ウトウトしながら宿題を終えたのは、深夜の2時、、、ここで限界、目が回る。




居間で高イビキをかいているカミさんの脇を抜け、寝室で雑魚寝している娘達の布団に倒れ込んだまでは良かったのだが、、。




「父ちゃん、もうすぐ朝だよね? カブトムシ、居るかなー?」




なんと、とっくに眠っているとばかり思っていた次女は、、、布団の中で、ずっと私を待っていたのだ!

 

確かに先週約束し、何度も念押しされていた、火曜の朝の 「カブトムシ取り」



「もしかして忘れていてるんじゃないか?」 という私の淡い期待?は、、、この時点で、無惨にも砕け散った。





それにしても、学校はまだ夏休みには入っていない。



一睡もせずに虫取りなど行ったら、、、その後学校で寝てしまうだろう。



「楽しみで眠れない」 という次女を何とかなだめ賺し、、、というより、先に意識を失った私を見て仕方なく次女も眠った、というのが実際のところのようだが、、。



とにかく 「眠った」 と思った途端、けたたましく目覚ましが鳴った!




朦朧としたまま次女を揺するが、全く起きない。



同行予定の長女は起きたが、、、次女は起きない。



一瞬 「どうしても起きなかったから、延期した」 というズルい考えも脳裏によぎったが、、、それまでの感じからして、もしそうなれば相当にがっかりするだろう事は想像がついた。




仕方なく、耳元で 「カブト虫、カブト虫」 とささやく長女。



結局、駄々をこねながらも起き上がった次女を連れ、3人が自宅近くの 「X(エックス)森」 に着いたのは、完全に日の昇った7時前。



お目当てのカブトムシはなかなか見つからなかったが、、、しかしよりレアな(?) 「ノコギリクワガタ」 の大物をゲット!



「カブトムシはどこにでもいるが、こいつは滅多やたらには捕れないのだゾ」 などと大袈裟に言い聞かせながら虫カゴを渡すと 「ヤッター!!」 と小躍りするかと思えば、、、 「ねえ、もう早く帰ろう」 と次女。




あれっ?!



「少しでも早くうちに帰ってゆっくり観察したいんだよ。 ママと買い物行った時なんかも、そうだもん。気に入ったもの手に入れると、すぐに帰りたがるんだから。」 と次女が解説。



なるほど姉妹だけあって、良く分かっている。




いずれにしても、、、へロヘロだった私は、火曜の朝、こうして辛うじて親父の面目を保ったのだ。



posted by Masa’s Pastime at 19:35 | Comment(0) | 新着情報

今週はハードスケジュール(遊び過ぎ?)の中、何とか次女との約束を果たした。



先週のブログに書いたように、日曜日の夜からはご近所さんの 「Tちゃん」 と、伊豆釣行。



単身赴任先の岡山から駆け付けたTちゃんと小田原で合流したのは、深夜11時過ぎ。



久しぶりの再会で互いの近況など話しつつ伊東のアパートに辿り着き、、、結局、そのまま朝方近くまで飲んでしまった。




数時間後Tちゃんに起こされ、表を見れば、、、外は思いっきり 「カンカン照り」 



朝飯抜きで、そそくさと出発した。




結局 「釣果」 の方はパッとしなかったのだが、、、久しぶりに青空の下で一日遊び、気分は爽快。



帰路、いつものトンカツ屋でボリュームたっぷりの 「ロースかつ定食」 を詰め込み、国分寺のうちに着いたのは、夜10時過ぎだったか。




一息ついて風呂に入り、魚の臭いを落として、缶ビールを 「プシュ。」



この瞬間が堪らないのだ。



しかしこの時点で連日の睡眠不足が効いてきて、、、、急に睡魔が襲ってきた。



しかし、、、今日は、まだ寝る訳にはいかない。




何故なら、前の週の水曜日は時間のやりくりが付かずフランス語の授業を休んでしまったため、、、「落ちこぼれかけ」 だった私のフランス語は、ますます拙いことになっていたのだ。



せめて宿題を、、、宿題くらいは終えなければ、、、休み明けの授業に着いて行けなくなる、、。



ということで、半分ウトウトしながら宿題を終えたのは、深夜の2時、、、ここで限界、目が回る。




居間で高イビキをかいているカミさんの脇を抜け、寝室で雑魚寝している娘達の布団に倒れ込んだまでは良かったのだが、、。




「父ちゃん、もうすぐ朝だよね? カブトムシ、居るかなー?」




なんと、とっくに眠っているとばかり思っていた次女は、、、布団の中で、ずっと私を待っていたのだ!

 

確かに先週約束し、何度も念押しされていた、火曜の朝の 「カブトムシ取り」



「もしかして忘れていてるんじゃないか?」 という私の淡い期待?は、、、この時点で、無惨にも砕け散った。





それにしても、学校はまだ夏休みには入っていない。



一睡もせずに虫取りなど行ったら、、、その後学校で寝てしまうだろう。



「楽しみで眠れない」 という次女を何とかなだめ賺し、、、というより、先に意識を失った私を見て仕方なく次女も眠った、というのが実際のところのようだが、、。



とにかく 「眠った」 と思った途端、けたたましく目覚ましが鳴った!




朦朧としたまま次女を揺するが、全く起きない。



同行予定の長女は起きたが、、、次女は起きない。



一瞬 「どうしても起きなかったから、延期した」 というズルい考えも脳裏によぎったが、、、それまでの感じからして、もしそうなれば相当にがっかりするだろう事は想像がついた。




仕方なく、耳元で 「カブト虫、カブト虫」 とささやく長女。



結局、駄々をこねながらも起き上がった次女を連れ、3人が自宅近くの 「X(エックス)森」 に着いたのは、完全に日の昇った7時前。



お目当てのカブトムシはなかなか見つからなかったが、、、しかしよりレアな(?) 「ノコギリクワガタ」 の大物をゲット!



「カブトムシはどこにでもいるが、こいつは滅多やたらには捕れないのだゾ」 などと大袈裟に言い聞かせながら虫カゴを渡すと 「ヤッター!!」 と小躍りするかと思えば、、、 「ねえ、もう早く帰ろう」 と次女。




あれっ?!



「少しでも早くうちに帰ってゆっくり観察したいんだよ。 ママと買い物行った時なんかも、そうだもん。気に入ったもの手に入れると、すぐに帰りたがるんだから。」 と次女が解説。



なるほど姉妹だけあって、良く分かっている。




いずれにしても、、、へロヘロだった私は、火曜の朝、こうして辛うじて親父の面目を保ったのだ。



posted by Masa’s Pastime at 19:31 | Comment(0) | 新着情報

2013年07月07日

つい先日 「暑さが足りない」 と言ってボヤいていたら、、、いきなり梅雨が明けた。




7月7日、七夕。



最近では、記憶にないほど早期の梅雨明けだ。





朝起きた瞬間から、青空、そして、ギンギンの太陽。




窓際で雑魚寝している娘達は網戸越しに朝日を浴び、風呂上がりのように汗ビッショリになっている。




いよいよ待ちに待った季節の到来にテンションが上がり、、ベランダでふかす、朝の一服も格別だ。





暑さに備え洗面で散髪していたら、同じく夏好きの長女が起きてきて 「父ちゃん、梅雨明けしたよー!」




「うん。そうらしいな。 父ちゃん、今夜Tちゃんと釣りに行ってくるぞ。」




「えーっ、ずるい、。 いいなー、うちも行きたいけど、、まだ夏休みじゃないからなー、、、。」




ご近所さんの 「Tちゃん」 は、この春から岡山に単身赴任中なのだが、、、今夜の釣行に同行するため、深夜の新幹線で小田原に駆け付けることになっているのだ。





このところ何かとバタバタしていて、なかなか海に行けなかった。



青空の下で釣り糸を垂れるのは、かなり久し振りだ。



考えるだけでワクワクして、、、髪の毛を刈るハサミにも、自ずと力が入る(?!)



おかげですっかり 「虎刈り」 になってしまった、、。




次女も起きてきた。



前日、じいさんばあさんに 「虫取り」 に連れて行ってもらった次女は、「きのう、35ヶ所も蚊に刺されたよー。 痒いよー」 と、ぐずりモード。



本当に脚中が蚊に喰われて、斑になっている。



ベランダの虫かごを見れば、、、中には小さな 「ゴミ虫」 が一匹。



それでも大事そうにそれを抱えて見せに来つつ、、、念を押すのは忘れなかった。



「父ちゃん、今度のお休み、カブト虫の森に連れて行ってくれるんだよね?」




虫取り網、つり竿、ランニングシャツ、蝉の声、、、ヨーヨー、金魚すくい、綿菓子にリンゴ飴。



アイスキャンディー、ラムネ、ニッキ紙、にプール帰りのおでん、それから、グラウンドの土埃り。



ラジオ体操、絵日記、蚊取り線香の匂い、にキモ試し、、。



そして、、、海水浴、スイカ割り、海水パンツ、に、水中メガネ、と、モリ、潮溜まりの中の、きれいな小魚。



どれもこれも 「セピアカラー」 になったが、、それでも未だにキラっと輝いている、私の中の 「夏」 の記憶。




勉強なんか、その気になれば、いつでも出来る。



それほど遠くない将来、、、嫌でも大人になってしまうじゃないか。



夏休みの宿題なんか後回しでいいから、2人とも目一杯遊ばせてやりたい。



大好きな夏がやって来ると、、、私はいつも、そう願うのだ。


posted by Masa’s Pastime at 16:36 | Comment(0) | 新着情報

2013年07月04日




あれよあれよと言うまに7月に入り、夏になった。




しかし、、、ビールの旨い季節は、まだ来ていない。





例年なら既に、日中はムンムン、ムシムシムシムシムンムン。




それが夜になってもなかなか引かない時期。




キリのない仕事にカタをつけ、背中にへばり着いたシャツを引き剥がしつつ帰路に着けば、、、目につくのは 「生ビール450円!!」 の居酒屋の看板。




一瞬通り過ぎるもすぐに踵を返し、、、夢遊病者のように、フラフラと店内へ。




テーブルに着いたらまずは 「大生!」




で 「ゴキュゴキュゴキュゴキュ、、、プァーッ」




と、これが例年の夏のパターン。





だが、、、この梅雨は、何故か夜になると涼しいのだ。




まあ、それはいいとしよう。




いずれ暑くなるのは、時間の問題だから。




しかしそれとは別に、このところ気になって仕方ないことがある。





居酒屋にしろパブにしろ、、、そういった類いの店に、「涼し過ぎる店」 が多いのだ。




旨いビールで暑さを癒すつもりで飛び込めば、入った瞬間 「おっと、、」




クーラーガンガンで、店内は冷んやり、、。




大ジョッキが空になる頃には汗ばんでいた身体はすっかり冷えていて、、、二杯目のビールを飲む気が失せるどころか、熱燗を頼もうか、と思うほど、、。





これが、私には分からない。




わざわざ余計な電気代を掛けた上にお客のやる気を削ぎ(冷えたビールが飲みたい、という)、、、結果、売り上げを減少させる。



それだけではなく、、、「あの店は冷えすぎてるからなー、、」 と、なり、どんなに立地が良くても、どんなにつまみが旨くても、、、次回からはその店を避けるようになるのだ。



店の厨房が暑いのは分かるし、生ものを扱っている店などは品物の傷みにも気を遣うのだろうが、、、それにしても、上着を着なければ居られないほど店内をキンキンに冷やして、一体何のメリットがあると言うのだろうか?!




この話しを、ハモニカ横丁の飲み屋で常連達に話した。



ちなみにその店は汗をかくほど暑くはないが、、、目の前に厨房があることもあって、スーとするほどエアコンは効いていない。




30代女性の常連氏曰く 「私、そういう店には二度と行かない! 体調崩しちゃうし。」 



同じく30代の男性客は 「ホント、イヤンなっちゃうんだよなー。 これでもか、ってほどエアコン効いてると。 ビールなんか飲む気なくなるし。」 



2人の意見を聞いた私は 「フムフム。 そうだろう、そうだろう。」 




しかし、しばらく黙って聞いていた顔馴染みの男性客は 「ちょっと待った。 マサさん、、、デブの意見も聞いて下さいよ!」



確かに彼はかなり体格が良いのだが、、、ふと見ると、同じカウンターに腰掛けていながら、額に珠のような汗を浮かべている。



「俺なんか、言っちゃあ悪いけどここでも暑くてしょうがないほどだし、、、初めて入った店がムンムンしてたら、一杯飲んで即効帰りますよ!」




「ガチャーン」



ちょうどそこに、「いつもの顔」 の40代の夫婦が入ってきて、、、カウンターは一杯になった。



「あっ、どうもどうも、まいど。 イヤー、暑いですねー。 うちもカミさんも暑いのが苦手で、、、もう夏は堪らんはホンマ。 ここは厨房があるから余計やね、、。 あー、暑い暑い、、。」



関西弁でまくしたてながら、しきりにハンカチで汗を拭っている。



結局、討論会は、、、「引き分け」 になったようだ。




そう言えば、、、今は亡き、時計仲間の 「シカゴのボブさん」 を想い出した。



いつだったか、フロリダ州 「デイトナビーチ」 のホテルで同室に泊まったことがあった。



日中はかなりの気温になる街だが、陽が沈むと、急に気温が下がる。




その晩、私が 「長袖のTシャツ」 を着てベッドの掛け布団にくるまって寝ていると、、、隣のベッドから、 「マサ、クーラー付けていいかな? 暑くて眠れそうもないんだ。」 と、済まなそうな、ボブさんの声。 



「パチ。 ドン、シュー」



しばらくすると、、、部屋はクーラーの冷気で、キンキンに冷えてきた。



隣を見ると、、「パンツ一丁」 のボブさんは、ベッドの上で寝息をたてている。




その晩、寒さに震える私は、、、「体感温度の違い」 というものを、ヒシヒシと感じたのだった。


posted by Masa’s Pastime at 13:15 | Comment(0) | 新着情報