2012年03月28日

本日ご紹介するのは米国のWALTHAMの機械を搭載した
イギリス向け懐中時計。

筆記体の上品なロゴとインジケーターにより構成されたフォーマルデザイン

懐中時計 腕時計 東京

機械は美しい高級機のヴァンガード

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Vanguard 懐中時計
1931年 英国向けダイアル シルバーデニソンケース

\295,000 (消費税込・一年保証付)

こちらの商品詳細を御覧になりたい方は下記当店オフィシャルサイトへどうぞ
http://www.antique-pastime.com/item/pocketwatch/usa/1/1686.html
posted by Masa’s Pastime at 09:24 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月24日

先日お話しした通り、明日から10日ほど店を留守にする予定になっている。




2年前に亡くなった 「シカゴのボブさん」 の作業場がその後そのままになっていて、、、私は未亡人になったマーガレットさんに、片付けを頼まれているのだ。





「片付け」 と言っても普通の掃除とは違う。




普通なら残された彼女が掃除してしまうことになるのだろうが、、、地下室にある遺品のうち、何が価値のあるもので何がそうでないかを全く知らない彼女には、整理のしようがないのだ。




元々は、去年の今頃行く予定だった。



それが例の震災で直前にキャンセルせざるを得なくなり、、、一年経った今、ようやっと約束を果たすことになった訳だ。





残念ながら 「晴れ晴れとした気持ちの旅行」 ではない。




何しろボブさんが亡くなってから、まだ2年足らず。




「手付かず」 になっている地下室には、彼の道具が昨日まで使っていたように散らばっているようだし、、、私のために用意してくれた作業台もそのまま残っている。




見憶えのあるその一つ一つの道具や材料を、「これはゴミ、これは使える」 などと仕訳けするのは、、、決して楽しいことではないのだ。





マーガレットさんは 「使えるものは是非使って欲しい」 と言う。




私もそう思う。




しかし、、、何代も前から使っていた 「19世紀のケース製作用旋盤」 や 「チャック」 、それから時計のケースを整形するための 「金型類」 などはどれも鉄の塊だから、、、全て合わせると大変な重量になる。




使えるからと言って、おいそれと運んでこれるものでもないし、、、もしそうすればパスタイムはケース修理用の工具や材料で埋もれてしまうだろう。



やはり一部のものは、、、諦めなければならないかもしれない。




生前、ボブさんはマーガレットさんに言っていたという。



「時計ケース修理専門の職人は、アメリカにもう残っていない。 それにこれを売っぱらって金にすることしか考えていない周りの連中を、俺は信用していない。 俺に万一のことがあったら、道具や材料は全部マサに使ってもらいたい」 と。 




やはり、出来るだけのことをしよう。



間違っても、使えるものを 「廃棄」 することのないよう。




最後に仲間と集まった釣り旅行の帰り際。



それぞれの車に乗り込む前に 「I HOPE TO SEE YOU AGAIN」 と言いながら、、、、弱々しく私の手を握ったボブさんの淋しげな顔が甦る。



結局は、それが最後になった。




少々の無理は覚悟の上。



せめて彼の生前の希望を叶えられるよう、、、まだ生きている私は頑張らねば。



そんな思いで明日の昼、懐かしの場所に出掛けてくるつもりだ。


posted by Masa’s Pastime at 19:27 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月22日

先週ご紹介した 「新しい腕時計ケース」 の製作に、スタッフの岩田がコンピューター制御の 「NCフライス」 を使っているのはこのブログで触れた通り。




「プログラムの入力」 によって機械を動かすこの方法は、間違いなく近代的でハイテクな技術と言える。




一方、現在エングレイバーの辻本は新たなスタイルのダイアルに挑戦中だが、、、彼が使用している 「ローズエンジン」 は19世紀のアンティークマシン。




こちらの方は思いっきり昔ながらのローテクで、、、この正反対な2つの機械には実に120年以上の年齢差がある。




これほど年代の違う2つの機械が同じ工房で活躍しているのは、、、ピッチャーが赤ん坊で、キャッチャーが爺さんの野球チームのようなもので、ちょっと滑稽だ。





ところで後者の 「ローズエンジン」 は、1880年頃製造されたアメリカ製。




簡単に言うと幾種類もの形状の違ったカムが取り付けられた手動式の旋盤で、、、ジュエリーや時計のケース・文字盤などの金属面に 「ギロシュ」 と呼ばれる様々な模様を彫り込むのに使用されるものだ。




ちなみにこのローズエンジンは、当時ロードアイランド州で製造されていた 「ジュエリーの装飾加工」 に使われていたものとのこと。




それが現役を退いてほぼ一世紀後の一昨年の夏、、、物好きな日本人の注文により大々的な修復を受けることに。




その後陸路でカリフォルニアまで5000キロの旅をし、、、そこからはるばる太平洋を渡って、パスタイムにやってきたのだ。





100年以上もの年月を経た爺さんが 「現役」 でいられる理由は、アンティークウォッチのそれと同じ。




元々そういう前提で作られているものだから。




「ダメになったらそっくり買い換える」 ではなく、、、「ダメになったらその部分だけ」 手直ししたり交換出来るように作られているのだ。




実際に細部の使い勝手はパスタイムで手直ししたし、、、「新たな文字盤」 の製作用に、カムも新調して付け加えた。




大きなハンドルを左手で回しながら、、刃物を右手で押す。




「ゴトゴトゴト」




カムの凸凹をベアリングがなぞり、、、ヘッドが模様なりに横揺れしながら回転する。



描かれるパターンは、カムの形状や刃物の送り幅の選択といった、言わば頭の仕事。




一方で彫りの出来映えは、仕上げた刃物の切れと右手親指の力加減一つに掛かっている。




機械を使っているのに 「誰がやっても同じ」 にならない、、、どころか、全く別のものになる。




職人としては、そこがまた励みになるところ。




店の奥で 「チーチクチク、ギュイーン」 と泣く赤ん坊。



店に入ってすぐのところでは 「ゴトゴトゴト」 とつぶやく爺さん。



新しいカスタムウォッチの構想には、どちらも欠かせない仲間。



けれど 「古いもの好きのオジサン」 は、、、いつもついつい老人を贔屓してしまうのだ。

懐中時計 東京

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posted by Masa’s Pastime at 14:28 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月18日

シカゴへの出張を1週間に控えて、連日バタバタが続いている。



帰りが遅くなる日はハモニカ横丁あたりで晩飯がてら一杯やって帰ることが多い私だが、、、財布が空っぽの時や、あまりに疲れている時など、夜食を買ってうちに帰ることもある。




私の住む西国分寺の駅前では 「マイン」 というスーパーが夜11時まで営業しているから、そんな日はここで深夜のショッピング?を楽しむことになるのだ。





しかし閉店間際の食品売り場には、あまり多くの食材がない。




もっぱら私のフィールドである 「鮮魚コーナー」 でも、通常の時間帯には溢れかえらんばかりの 「寿司弁当」が並んでいるのだが、、、、深夜にはご飯ものが殆ど残っていない。




そんな時は 「ベビーホタテ」 だの 「タコの足」 だのを買って帰るしかないが、それはそれでよし。




無いものを言っても仕方がないから、諦めがつくのだ。




しかし問題は残っている時。




たまに1、2点の寿司弁当が残っている時、、、寿司コーナーでは、私と同様のオジサン客との間で密かなサバイバルゲームが展開する。




「そんなもの見つけたら即買ってしまえばいいじゃないか」 と思うだろうけど、状況はそう単純ではない。



何しろ深夜に売れ残っている寿司なのだ。



多くの場合、ネタは干からびている。



イワシなど入っていようもんなら、、、食って大丈夫か?というレベルだ。



その分値段は半額になっているの訳だが、、、半額でも不味いものは食いたくないのが人情。




昨夜は私を含め 「3人の空腹なオジサン」 が、2つのパック寿司の前で、穴の開くほどネタを品定めしていた。



誰もが同じ事を考えているのだろう。



「先手を打って」 無くならないうちに買ってしまうか、、、それとも鮮度の落ちた寿司はやめて、他のツマミ系で折り合いをつけるか。




7.3に髪を撫で付けた勤め人風のオジサンが、遂に手を出した。



確かにあっちの方が、若干生きが良さそうに見える。



しかし彼はそれを片手に持ったまま、、、更にもう一点のも見ている。



ここで作業服を着たもう一人のオジサンがすかさずもう一つのを手に取って、さっさとレジに向かった。



もしかして 「2つとも買われたら堪らん」 と思ったのかもしれない。



それを見た私は、「最初から寿司にはあまり興味が無かった」 かのように振舞いつつ、、、ツマミのコーナーに移動し、タコやイカを物色。




しかし何気に振り向くと、7.3のオジサンはまだ寿司コーナーにいた。



かすかに首を捻ったりして、、、、何か納得がいかないといった様子。



そして結局その寿司を台の上に戻して、、、フラフラと離れていった。



「先に買われてしまったもう一つの方を買うべきだった」 と思ったのか? それとも 「焼き鳥弁当のようなものにしよう」 と決心したのか? 




台の上に一つポツンと残された、パック寿司。



競争相手はいなくなった。



しかし、人間の心理とは実に不思議なものだ。



さっきまで 「売れなければいいな」 と願っていたその寿司が、、、一度諦めたら全く魅力のないものに思えてしまったのだ。




 「そんな事ってよくあるよなー」 と思う。



食べ物じゃなくても、色々な場面で。



「スモークサーモン」 と 「北海タコ」 を手に持った私は、、、そんなことを考えながら、レジに向かったのだ。


シカゴへの出張を1週間に控えて、連日バタバタが続いている。



帰りが遅くなる日はハモニカ横丁あたりで晩飯がてら一杯やって帰ることが多い私だが、、、財布が空っぽの時や、あまりに疲れている時など、夜食を買ってうちに帰ることもある。




私の住む西国分寺の駅前では 「マイン」 というスーパーが夜11時まで営業しているから、そんな日はここで深夜のショッピング?を楽しむことになるのだ。





しかし閉店間際の食品売り場には、あまり多くの食材がない。




もっぱら私のフィールドである 「鮮魚コーナー」 でも、通常の時間帯には溢れかえらんばかりの 「寿司弁当」が並んでいるのだが、、、、深夜にはご飯ものが殆ど残っていない。




そんな時は 「ベビーホタテ」 だの 「タコの足」 だのを買って帰るしかないが、それはそれでよし。




無いものを言っても仕方がないから、諦めがつくのだ。




しかし問題は残っている時。




たまに1、2点の寿司弁当が残っている時、、、寿司コーナーでは、私と同様のオジサン客との間で密かなサバイバルゲームが展開する。




「そんなもの見つけたら即買ってしまえばいいじゃないか」 と思うだろうけど、状況はそう単純ではない。



何しろ深夜に売れ残っている寿司なのだ。



多くの場合、ネタは干からびている。



イワシなど入っていようもんなら、、、食って大丈夫か?というレベルだ。



その分値段は半額になっているの訳だが、、、半額でも不味いものは食いたくないのが人情。




昨夜は私を含め 「3人の空腹なオジサン」 が、2つのパック寿司の前で、穴の開くほどネタを品定めしていた。



誰もが同じ事を考えているのだろう。



「先手を打って」 無くならないうちに買ってしまうか、、、それとも鮮度の落ちた寿司はやめて、他のツマミ系で折り合いをつけるか。




7.3に髪を撫で付けた勤め人風のオジサンが、遂に手を出した。



確かにあっちの方が、若干生きが良さそうに見える。



しかし彼はそれを片手に持ったまま、、、更にもう一点のも見ている。



ここで作業服を着たもう一人のオジサンがすかさずもう一つのを手に取って、さっさとレジに向かった。



もしかして 「2つとも買われたら堪らん」 と思ったのかもしれない。



それを見た私は、「最初から寿司にはあまり興味が無かった」 かのように振舞いつつ、、、ツマミのコーナーに移動し、タコやイカを物色。




しかし何気に振り向くと、7.3のオジサンはまだ寿司コーナーにいた。



かすかに首を捻ったりして、、、、何か納得がいかないといった様子。



そして結局その寿司を台の上に戻して、、、フラフラと離れていった。



「先に買われてしまったもう一つの方を買うべきだった」 と思ったのか? それとも 「焼き鳥弁当のようなものにしよう」 と決心したのか? 




台の上に一つポツンと残された、パック寿司。



競争相手はいなくなった。



しかし、人間の心理とは実に不思議なものだ。



さっきまで 「売れなければいいな」 と願っていたその寿司が、、、一度諦めたら全く魅力のないものに思えてしまったのだ。




 「そんな事ってよくあるよなー」 と思う。



食べ物じゃなくても、色々な場面で。



「スモークサーモン」 と 「北海タコ」 を手に持った私は、、、そんなことを考えながら、レジに向かったのだ。


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マサズパスタイム オフィシャルサイト
posted by Masa’s Pastime at 18:47 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月16日

去年の暮れに導入したロボット(NCフライス盤)が、いよいよ本格的に働きだした。



もっと正確に言うと、、、プログラムの作成・入力を担当している岩田がロボットの扱いに慣れてきた、という事になる。




簡単な治具の製作から始めた最初の頃は、何だかんだと分からない事だらけだったのだが、、、ようやっと手馴れてきて、サイズや形状の違う腕時計ケースの試作が数点完成。



それぞれサイズの違う防水リューズも製作し、あとはサファイアクリスタルと防水パッキンの手配のみ、という段階まできた。



今までの 「パスタイムカスタム腕時計」 は直径約30ミリのムーブメント(0サイズ)を使用したものだけだったのだが、今後、新たに 「直径37ミリの12サイズムーブメントを使った腕時計」 をラインナップに加えることが出来そうだ。




試作した腕時計ケースは直径45ミリ(バンド巾22mm)。



さっそく腕に付けてみる。



ハッキリ言ってデカイ!



ラグの部分を除いたケースの直径が45ミリもあるのだから、当たり前と言えば当たり前。



もっとも最近のスイス製腕時計は年々大型化しているから、、、、「有り得ない」 というほどではないか、、?




何人かの常連客に見てもらったところ、、、予想外にもほぼ全員が 「全然オーケー」



特に 「現行の機械式時計」 から 「アンティークウォッチ」 に転向した方達には、全く違和感がないようだ。



もちろん 「普通のサイズの方がいい」 と言う方もいらっしゃったが、、、その場合は従来の0サイズをお選びいただけばいいのだ。 




サイズアップすることには、メリットもある。



まず大きいだけにムーブメントが良く見える。



0サイズのムーブメントではルーペを付けないとハッキリしないパーツの細部の仕上がりなども、、、12サイズなら肉眼で鑑賞できるし。



また少々マニアックだが、0サイズには無かった 「23石」 等のムーブメントを使うことも出来るから、サイズの違いだけではなく 「より贅沢な仕様の腕時計」 が可能になるのだ。




また 「完全な自社生産」 が可能になったことのメリットも大きい。



一点一点削り出して作るということは、その材質が毎回違うものになっても効率的な問題がない訳で、、、つまり従来通りの 「シルバー925」 だけでなく、真鍮でも、K18でも製作可能なのだ。

(※ステンレスに関しては現在試作試験中)




100%パスタイム内の工房で、削り出して製作する 「45ミリ・カスタム腕時計」



現在 「サファイアクリスタル」 製作費用の見積もり待ちをしている段階。



それが済めば、ようやっと、、、本当にようやっと来月早々には発売開始できる見込みになったのだ。


懐中時計 東京

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2012年03月15日

遂にやって来た。




今年はなかなか現れないから、「もしかしたらもう来ないないのか」 と期待していたのに、、、憎っくき 「杉花粉」 は、やっぱりちゃんときてしまったのだ。





まずはくしゃみが止まらない。




電車の中でも店でも、所構わず。




お客様とお話ししている時も難儀するが、、、、何より困るのは、時計を組み立てている時。




繊細な部品をピンセットで保持した状態で 「ムズムズ」 っとくると、その度に部品を置くことになるし、、、、くしゃみのが落ち着いたあとも綺麗に洗浄した機械に鼻水を垂らす訳にはいかないから、一々タイミングを図らなければならない。





目も痒い。




「同士の方」 はご存知の通り、、、この場合、どんなに痒い時も決して擦ってはならない。




何故ならもしちょっとでも擦れば、、、、その驚異的な快感に全身が痺れ、グリグリと目玉が潰れるほど激しく擦りたくなる衝動を抑えられなくなるから。




しかし、、、都合の悪いことに、時計の作業に使う 「キズミ」 は、目の一番痒い部分(鼻寄りのところ)に接触せざるを得ない構造になっている。




いきおい、時計を前に 「ヒィーヒィー」 悶絶することになるのだ。





くしゃみをしては鼻をかみ、目を擦りそうになっては悶絶し、、、、当然仕事のペースはガタ落ち。




これが例年ゴールデンウイーク頃まで続く。




あーいやだ、もーいやだ、と言っても始まらないが、、、ホント、もうなんとかして、という感じなのだ。





もっとも今年に関しては、ちょっと救いがある。




今月末から来月の初めまで10日間ほど国外に避難、、、ではなく、2年前に亡くなった仕事仲間のボブさんの作業場を整理するため、シカゴに行く予定になっているから。




もっとも厳しい時期に日本に居ないことになるし、帰国してからゴールデンウイークまでは約3週間を残すのみ。




その間は、、、ひたすら 「じっと我慢の子(古いか?)」 で、嵐の過ぎるのを待つ覚悟なのだ。


posted by Masa’s Pastime at 09:15 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月11日

あの地震より今日でちょうど一年が経った。



直後より映像で繰り返し流れ続けた津波の脅威、、、信じられない光景。



今はただ被災した方々のご冥福を祈るばかりだ。





あの日、スタッフや馴染みのお客さんと外から見た、ユサユサと揺れるパスタイム。



その後幾日も続いた余震。



そして 「ピューピュー」 という耳障りな携帯電話の地震警報の音。



原発事故、被爆、、、、そして電力不足。




一体この国はどうなってしまうのか。



一度は真剣に 「外国への移転」 も考えた私だったが。



ありがたいことに短期間のうちにお客様は戻っていらっしゃって、、、それに後押しされるように覚悟を決めた。




更なる 「直下型地震」 の襲来も予想されている今、、、、店ではいつも通り皆が時計と向き合い、平行して新たな試みも進行している。



万一予想されているような地震が起こった場合、、、今やっていることは全て無駄になってしまうのか?



それとも再度立ち直っていけるのか?



答えは誰にも分からない。



分かっているのは、、、ただ心配していても何も始まらない、ということだけだ。




そもそも、心配のタネなど地震だけではない。



事故や病気、、、突然死だって、決して珍しいことではないし。



不要なリスクを避け、ある程度の準備をしたならば、、、後は考えても仕方がない。



心配することによるストレスで病気になったりすれば、まさに本末転倒なのだ。




どう頑張ろうと、遅かれ早かれ人生にはいずれ 「終わり」 が来る。



残念なことに、これだけが唯一 「確かな事」



どうせ終わるのなら、その前にやりたいことを全部やってやろう。



人一倍 「心配性」 な私は、、、あの地震以後、そんな風に考えるようになったのだ。

懐中時計 東京

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マサズパスタイム オフィシャルサイト
http://www.antique-pastime.com/
posted by Masa’s Pastime at 13:55 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月09日

本日よりアメーバブログにて更新中の

吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

をこちらのサイトページにてご覧いただけるようになりました。
どうぞお楽しみください。




「複雑時計というパズル」

定期整備でお預かりした懐中時計を分解した。



時計は1900年頃の 「オーデマ・ピゲ製」 スプリットセコンドクロノグラフ・積算計付き。



この10年ほどの間に何度か整備している 「馴染みのある時計」 だが、見れば見るほど良く出来ている。




まずは針、文字盤、その下の歯車、と一つ一つの部品の状態を確かめながら、分解。



付加的な機能を搭載している時計だけに、あっちこっちの部品が噛み合い、重なり合い、、、向こうから伸びてきた部品の先っぽとこっちの部品のお尻が 「オシクラまんじゅう」 したりしている。




間違いのないように、慎重に慎重に。



故障箇所は以前全て修復済みの時計だから、、、どうやら新たに手を入れるべきところはなさそうだ


それでも、ちょっとした 「無理」 、ちょっとした 「横着」 、、そしてほんの僅かな 「うっかり」 が全てを台無しにするから要注意。




電話が鳴る。 メールが入る。 



でも、悪いが返事は全部後回し。



壊すのは簡単。 子供でも訳なく出来る。



でも、元通りに修復するのは、何十倍も何百倍も難しいのだ。




一通りバラバラにして綺麗に洗浄。 



一息ついて、、、あらためて思う。



これは100年前に仕組まれた、実に巧妙な 「パズル」 なのだ。



所定の場所に所定の部品がなければいけないのは 「ジクゾーパズル」 と同じだが、、、それだけではなくて、あちこちに 「地雷」 が隠されている。



「僅かに長さの違うネジ」 が入れ替わったことに気が付かなかっただけで、、、「裏側にある部品」 をブチ壊すことになるし。



そして無事全てが組み上がったとしても、最終的に 「作り手の意図通り」 に作動しなければ、、、全く意味がないのだ。




息をこらして組み上げ、注油、組み上げの連続。



いけねっ、ネジを一本入れ忘れたところがあった!



気を取り直して組み直し。



途中何枚か写真を撮り、作動具合を再確認して、、、ようやっとミッション完了。


 

さてさて、、、明日はどんなパズルが待っているのか、、。









posted by Masa’s Pastime at 19:57 | Comment(0) | 新着情報

本日ご紹介するのはスイスで製作されアメリカで販売された懐中時計。




ダイアルには銘は記されていませんが、美しい機械内部に米国フィラデルフィアのジュエラー
Simons Bro&Co の銘が刻まれております。




外装は小ぶりながらも肉厚なK18素材。
手に取りやすい実用サイズです。




スイス Simons Bro&Co 懐中時計
18金無垢ケース 20石 1900年頃
\330,000 (消費税込・一年保証付)

こちらの商品詳細を御覧になりたい方は下記当店オフィシャルサイトへどうぞ。
http://www.antique-pastime.com/item/pocketwatch/euro/2/1671.html
posted by Masa’s Pastime at 16:19 | Comment(0) | 新着情報

2012年03月07日

東京は昨日から気温が上がり少しずつですが春の足音を感じます。

さて本日ご紹介するのは二つの秒計測機能が搭載された
スプリットセコンドクロノグラフ




驚異的な手作業によって削りだされた極細の二秒針が計測時に駆動します。




クロノグラフを走らせていない文字盤の様子。
上品な顔です。




スプリットセコンドクロノグラフ 懐中時計 スイス C H Meylan
18金無垢ケース 26石
\650,000 (消費税込・一年保証付)

こちらの商品詳細を御覧になりたい方は下記当店オフィシャルサイトへどうぞ
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