Masa’ｓ Pastime(マサズ　パスタイム)

慣れない仕事、一向に上がらない成果、にガックリ肩を落としたその帰り道、、、実家前の公園で拾ったのが、段ボールに入りの　「赤ちゃん猫」




私のイニシャルMと、カミさんのイニシャルEをくっつけて、「ME」　と名付け、そのまま飼う事になった。



すると不思議なことに、、、、翌日から何故かジャンクヤードの商品は、「銀座アンティークバザール」　でガンガン売れ始め、、、ほぼ切れ掛かっていた私の首の皮は、すんでのところで繋がったのだ！





あれから丸２３年、、。




彼女は猫として、充分に長寿をまっとうしたと言えるだろう。




その間、東村山のジャンクヤードは吉祥寺のパスタイムになり、、、催事に出店することもなくなった。



そしてあの頃独りだった私は、現在何人かのスタッフと、一緒に仕事をしている。





厳しい局面は、幾度もあった。



だが本当に不思議なことに、、、何故かいつもギリギリのところで、なんとかなってきたのだ。





無論、窮地を脱したのは、支えてくれたお客様のおかげ。



それは充分に解っているし、感謝の気持ちを忘れたことはない。




しかしそれでも、、、私は何か、非科学的な力を感じていたのだ。




「今度ばかりは、、、もうだめかもしれないな」　



そんな時に限って、救世主のようなお客様を　「招いて」　くれる。



ミーちゃんはやはり、うちの　「招き猫」　だったのだと！