Masa’s Pastime

2013年03月01日

「害虫」

昨日の未明、はらわたの煮えくり返るような事件が起きた。



パスタイムから程近い東急百貨店裏の 「大正通り」 で、若い女性が刺殺されたのだ。



逮捕された容疑者は、ルーマニア国籍の17歳の少年。



その他に、日本人の共犯者(逃走中)がいるようだ。




犯行の動機は、極めて幼稚。



「ゲームセンターで金を使い果たしたから、金を盗ろうと思った。 脅すより刺した方が簡単だと思った」



つまり 「ゲーム代を得る為なら、何の罪もない人を刺し殺しても構わない」 という発想だ。




逃走しているとされる日本人容疑者も含め、、、こういう連中の存在は世のためにならない。



本人は元より、被害者のお嬢さんを22年間大切に育ててきた両親の思いを踏みにじる、、、「害虫」 のような存在。



「害虫」 である以上は駆除するのが当然だが、ご存知の通り、我が国には過去の判例により 「被害者が一人では死刑にならない」 悪しき傾向があり、、、更に未成年ということで 「少年法」 も立ちはだかる。




そもそも一部人権論者の言う 「犯罪者の権利」 の発想は、不公平極まりないと思う。



故意に人の命を奪った人間、生きる権利を奪い去った人間に、、、何の権利を認めろというのだ?



身勝手な理由により突然命を奪われてしまった 「被害者の権利」 はどうなるのだ。



この世にいない人に権利は存在しない、というのならば、、、犯行によって奈落の底に落とされた両親の権利は?




私は 「死刑廃止論者」 ではないが、、、かといって、既存の 「死刑制度」 にも納得している訳ではない。



仮に少年法の壁も悪しき判例も乗り越え、この犯人に 「死刑判決」 が下されたとしよう。



そしてそれが 「冤罪」 でないことが充分に確認され、法務大臣がするべき仕事をきちんと行ない、死刑が執行されたとする。



「害虫」 が駆除された、という観点ではこれで目的が達成される訳だが、、、これで本当に充分だろうか?




死刑を執行しても、、、被害者の命はもう戻って来ない。



被害者の両親の気持ちが晴れることなど、永遠に有り得ない。



何をしても、どんなことがあっても、、絶対に有り得ないのだ。




かといって 「無期懲役」 では 「害虫」 だけは刑務所の中で生き永らえる。



衣食住の心配なく全ては税金で賄われ、病気になれば医師の治療を充分に受け、、、場合によっては読書して感動を得たり、生きることの楽しみを見い出したりすることもあり得るだろう。



これらはどれも、、、亡くなった被害者には出来ないこと。



これではあまりにも不公平だと思う。




だから、「死刑」 の執行は、なんの罪もなく命を奪われた被害者に対して 「最低限の公平性」 を保つだけであって、、、「俺も死ぬんだから、これでいいだろ」 は大間違い。



そもそも 「死ねば済む」 などという甘い刑では、抑止力不足なのだ。



これでは、いつまで経ってもこんな傷ましい事件がなくならない。



何しろ殺人犯の中には 「死にたかった。 人を殺せば死ねると思ってやった」 などというのが決して少なくないのだから。




では、どうすればいいのか?



例えば、こういう犯罪者には死刑が執行されるまでの一定期間、長期に渡って 「過酷な強制労働」 を課すことにしたらどうだろう?



10年、20年、いやそれ以上の長期で。



そして、強制労働によって生じた収益は、被害者の家族や国の為に役立てる。



こうすれば、こんな害虫の衣食住にあてる 「血税の無駄」 も省けるし、、、連中の意思がどうであれ、物理的にはいくらかでも 「世のため人のため」 になる。



これは 「他人や社会に害を与えることが本意」 である犯罪者にとって耐え難い苦痛になるし、死刑執行の前にこの世の地獄を味わうことになるとなれば、、、、少なくとも現行の死刑制度よりも抑止力が増すのではないかと思うのだが。




繰り返しになるが、、、害虫にどんな刑を与えたところで、亡くなった被害者は戻らない。



かけがいのない子を失った親の気持ちが晴れることも無い。



そういう意味では、どんな刑も 「妥当」 ではないということになるが、、。




被害者のお嬢さんは、先月この街に引っ越してきてばかりだったようだ。



美容関係の仕事に就きたい、と希望に燃えて上京し、始めたアルバイトの帰り道。



「ゲーム代が欲しい」 というだけで仲間と相談し、、、通りがかりの彼女の背中を刃物で突き刺した 「害虫ども」




どう考えても、、、何度考え直しても、、、絶対に許すことはできない。



許すべきではないのだ!


posted by Masa’s Pastime at 20:52 | Comment(0) | 新着情報
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