Masa’s Pastime

2012年08月17日

「喫茶店」 その1

昨日、久しぶりに喫茶店に寄った。




どういう訳か、明け方から目が覚めてそのまま起き上がってしまい、あまりに早く吉祥寺に着いてしまったから、ちょっと寄ったのだ。





喫煙席を見つけてどっかと腰掛け、ウインナーコーヒーを注文。




タバコに火を着け煙を深く吸い込んで、まずは一服。




それとはなしに周りを見渡すと、、、スポーツ紙を読んでいるオジサン(私と同い年くらい?)とノートパソコンを広げて何やら検索している風のお兄ちゃん、、、それから何やら疲れきった様子の妙齢のカップルがいるだけ。




要は、空いていたのだ。





空いている喫茶店は、ちょっと考え事をするのにちょうどいい。




ガヤガヤ煩くないし、隣の人の会話なども耳に入ってこないから、、、考えがまとまりやすい。




残念ながら、うちではこうはいかない。




そもそも換気扇の下でつっ立ったままじゃタバコもコーヒーも旨くないし、、、考え事をしようにも、ひっきりなしに話し掛けてくる次女の口撃?に遭って、断念せざるを得ないのだ。





喫茶店に初めて入ったのは、高校一年の時だったか。




学校のあった 「西武池袋線の清瀬駅」 近く。




喫茶店への出入りは校則で禁じられていたから、、、生活指導の教師に見つからないよう、コソコソしていたような気がする。





初めて入ったその店では、友達の真似をして 「ホット」 を頼んだくらい。




今考えてみれば可愛いもんだが、その時は大人になったような気分で、ちょっぴりスリルもあったのだ。




それからは味をしめて、、、たまに寄っては 「クリームソーダ」 だの 「ホットケーキ」 だの頼むようになった。




ちょっと横路に入った隠れ家的な店を見つけ、仲間と溜まるようになったのは、2年になった頃。




プラスワン(私たちはみなブラワンと呼んでいた)という名のその店の主人は母親くらいの歳の優しいママで、、、よく私達ガキどもの相談話にも乗ってくれた。




店には 「寄せ書き帳」 のようなノートが置いてあり、いつも来る連中はちょっとしたメッセージのようなメモを残してゆくようになっている。





ある時、同級生の 「H」 と私はつまらないことで揉めて、、、お互いに一人で来ては、ノートに相手の悪口を書いて帰るような事が続いた。




きっかけは本当に些細なことだったのだが、、、顔を合わせず紙面でやりとりするものだから、諍いはどんどんエスカレート。




最近 「メールの書き込み」 による揉め事があるというが、、、同じようなことだったかもしれない。




周りの連中の中には 「Hがこんな事言ってたぞ!」 などと私に吹き込み、、、Hの方にも同じような事を言って面白がるような奴もいる。



人づてに聞く誹謗中傷は、ある意味直接の喧嘩より性質が悪く、、、お互い 「疑心暗鬼」 になっていた。





続く 


posted by Masa’s Pastime at 18:23 | Comment(0) | 新着情報
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