先日、 「大いにやりがいのある依頼」 をいただいた。
依頼者のご希望は、おおよそ以下のようなもの。
パスタイムで保管している 「アンティークムーブメント(大型)」 の中から適当なものを選定し、これをベースにした懐中時計を製作する。
ケースは希望のデザインで設計・製作し、「両面サファイアクリスタル」 仕様にする。
ムーブメントの受け板全面に 「アラベスク模様の手彫り」 を入れ、更にこれを 「全面透かし彫り」 する。
ちなみに、「透かし彫りのアラベスク模様」 は、以前カスタム腕時計に施しこのブログで紹介させていただいたが(2012. 2/8ブログ・「透かし彫りムーブメントの完成」)http://ameblo.jp/pastime-jp/entry-11158733632.html 、、、今回は遥かに大型の作品になる。
さて、数あるストックムーブメントの中から依頼主に選び出されたのは、、、19世紀末に製造された 「無銘のスイス製ムーブメント」
文字盤には、この時計をスイスから輸入・販売したニューヨークのジュエラーの名前が入っている。
いつしかケースを剥ぎ取られ、、、「裸ん坊」 になってから相当年数を経ている様子のムーブメント。
汚れがひどく、受け板表面の仕上げ模様なども大分薄れてしまっているが、、、幸い、「歯車」 や 「アンクル」 「テンプ」 等、内部部品の状態は充分良好。
また、焼き物で出来たオリジナルの 「ポーセリンダイアル」 にも、傷みらしい傷みは無い。
今後、受け板は大々的に装飾されてケースも誂えられ、、、おそらく 「何10年振り」 に懐中時計として 「日の目を見る」 ことになるのだ。
さて以前、このブログで 「フランスのスクールウォッチ」 をご紹介したのをご記憶にあるでしょうか?(2010. 10/8 ブログ 「スクールウォッチ」) http://ameblo.jp/pastime-jp/entry-10670768977.html
その時計は、あのブログを見ていらっしゃった若い男性にご購入いただいたのだが、、、その方にとっては、それが 「初めてのアンティークウォッチ」 ということだった。
半年ほど前、、、2つ目の時計に 「イギリスのミニッツリピーター」 を選ばれたその方の 「3つ目の時計」。
それが、今回の依頼の品なのだ。
まずは、「ケースの設計・製作」 から取り掛かる予定。
同時に 「特大のサファイアクリスタル」 の手配に入る。
受け板の透かし彫りには、、、それ単体で、裕に2〜3週間は掛かるだろう。
そして、最後にムーブメントの徹底的な 「フルレストア」
かなりのプロジェクトになるのは間違いないが、、、うちの連中が、最も意気に感じるタイプの仕事だ。
「設計図」 も 「デザインスケッチ」 もないこの依頼品が、どんな時計に仕上がるか?
その結果は、おおよそ3ヶ月後のこのブログでご紹介する予定です。
ではでは、時計ファンの皆さん、お楽しみに!!
依頼者のご希望は、おおよそ以下のようなもの。
パスタイムで保管している 「アンティークムーブメント(大型)」 の中から適当なものを選定し、これをベースにした懐中時計を製作する。
ケースは希望のデザインで設計・製作し、「両面サファイアクリスタル」 仕様にする。
ムーブメントの受け板全面に 「アラベスク模様の手彫り」 を入れ、更にこれを 「全面透かし彫り」 する。
ちなみに、「透かし彫りのアラベスク模様」 は、以前カスタム腕時計に施しこのブログで紹介させていただいたが(2012. 2/8ブログ・「透かし彫りムーブメントの完成」)http://ameblo.jp/pastime-jp/entry-11158733632.html 、、、今回は遥かに大型の作品になる。
さて、数あるストックムーブメントの中から依頼主に選び出されたのは、、、19世紀末に製造された 「無銘のスイス製ムーブメント」
文字盤には、この時計をスイスから輸入・販売したニューヨークのジュエラーの名前が入っている。
いつしかケースを剥ぎ取られ、、、「裸ん坊」 になってから相当年数を経ている様子のムーブメント。
汚れがひどく、受け板表面の仕上げ模様なども大分薄れてしまっているが、、、幸い、「歯車」 や 「アンクル」 「テンプ」 等、内部部品の状態は充分良好。
また、焼き物で出来たオリジナルの 「ポーセリンダイアル」 にも、傷みらしい傷みは無い。
今後、受け板は大々的に装飾されてケースも誂えられ、、、おそらく 「何10年振り」 に懐中時計として 「日の目を見る」 ことになるのだ。
さて以前、このブログで 「フランスのスクールウォッチ」 をご紹介したのをご記憶にあるでしょうか?(2010. 10/8 ブログ 「スクールウォッチ」) http://ameblo.jp/pastime-jp/entry-10670768977.html
その時計は、あのブログを見ていらっしゃった若い男性にご購入いただいたのだが、、、その方にとっては、それが 「初めてのアンティークウォッチ」 ということだった。
半年ほど前、、、2つ目の時計に 「イギリスのミニッツリピーター」 を選ばれたその方の 「3つ目の時計」。
それが、今回の依頼の品なのだ。
まずは、「ケースの設計・製作」 から取り掛かる予定。
同時に 「特大のサファイアクリスタル」 の手配に入る。
受け板の透かし彫りには、、、それ単体で、裕に2〜3週間は掛かるだろう。
そして、最後にムーブメントの徹底的な 「フルレストア」
かなりのプロジェクトになるのは間違いないが、、、うちの連中が、最も意気に感じるタイプの仕事だ。
「設計図」 も 「デザインスケッチ」 もないこの依頼品が、どんな時計に仕上がるか?
その結果は、おおよそ3ヶ月後のこのブログでご紹介する予定です。
ではでは、時計ファンの皆さん、お楽しみに!!