Masa’s Pastime

2012年08月03日

「騒音問題」

今週のブログに、 「オリンピック観戦による寝不足」 の話しを書いたが、 寝不足の原因がもう一つできた。



「工事による騒音」 



このところ数日、夜中にかなりの騒音がするようになったのだ。




「カーン、カーン」 「ドドドー」 「ザーザー」



ある晩、窓から外を覗くと、、、団地前の空き地に、ブルドーザーやダンプカーが入っている。



時計を見れば、既に夜の12時。



一瞬目を疑った。



公道ならいざ知らず、、、こんな時間に住宅地で工事をすることがあるのか?




「うるさいよー」



子供達が起きてきた。



我が家では余程のことがない限り寝室でエアコンを付けない。



当然窓は開いていて、、、余計にうるさい訳だ。



しかし、エアコンを付けて窓を閉めても、、、かなりうるさい。



一瞬現場に行って苦情を言おうと思ったが、止めておいた。



わざわざパジャマを着替えて下に降りるのが面倒だったし、、、どの道 「ほんの一時」 のことだと思ったのだ。




ところが、それは翌日も、そして翌々日も続いた。



私がオリンピックを見ていた 「明け方」 まで。



ここにきて、面倒臭がりの私もさすがに黙っていられなくなり、、、昨日の昼間、店から市役所に電話を掛けたのだ。




市役所の職員の応対は、とても誠実だった。



先方の話しでは、、、現場は 「都有地」 で国分寺市の管轄下にないから、市では現在何の工事が行われているのか全く分らない。



至急都に問い合わせして、状況を把握し次第連絡する、と言う。




30分後くらいで、市役所から電話が来た。



東京都に問い合わせたところ、現在、該当する場所では水道工事を行っているとのこと。



しかし、同様の苦情は何件かあり、、、先程、速やかに 「工事を中止」 するよう要請し、これが受け入れられた。



したがって、今日から先、工事が行われることはない筈だが、、、万一の場合は報告して欲しい、と。




「良かった。 これで一件落着。」



そう思って仕事に戻ったのも束の間、、、再び市役所から電話がきた。



都の方から急遽連絡があり、「やはり現場の工事は中止できない」 とこと。



理由を聞くと、、、現場は近隣の公道で行っている水道工事の 「資材置き場」 になっているからだという。



つまり、公道の水道工事は夜間に行わざるを得ないのだが、、、そうなると、その都度必要な 「資材の積み出し」 も夜間にならざるを得ない、という訳だ。



市の担当者は、 「多摩水道局」 が管轄している現場なので、、、詳しくはそちらに直接問い合わせをして欲しい、と電話番号を教えてくれた。




電話を掛けた 「多摩水道局」 の説明は、概ね市の担当者の説明と合致していた。



理屈は通っている。



確かにそうだろう。



水道工事は住民のために必要だし、、昼間にやれば交通の妨げになり、夜間にやらざるを得ない。



住民に必要な水道の為の 「道路工事」 があり、、、そのために必要な 「資材の積み出し」 がある。




いくらかの 「犠牲」 は、、、誰かが払わざるを得ないだろう。



しかし、その犠牲の 「程度」 は問題だ。



夜中から明け方まで、寝ている目の前で 「ガガー」 「カンカン」 とやられれば、、、普通の人間はそうそう眠れない。



これが一日や二日ならまだしも、、、来る日も来る日も続いたら、、?



これは 「いくらかの犠牲」 と言えるだろうか?




よしんばそれでも 「仕方がないのだ」 ということだったとして。



それほどの犠牲を強いることが分っているのであれば、、、せめて近隣の住民に通知し、あらかじめ理解を求めるくらいのことはするべきでないのか?



「配慮が足らなかった」 と詫びる先方。



しかし 「どうしても本日、翌日の作業は止められない」 という。



私は、以降2日間の作業に限っては受け入れることを約束したが、、、今後同様の工事が行われる場合に関しては、その予定を近隣の住民全員に事前に通知し、必ず承諾を得るよう求めて電話を切った。




作業台に戻り時計を組み立て始めて、、、思い当たることがあった。



みんなのために、誰かは我慢しなければならない、という状況。



深刻度には天地の差があるが、、。



日米の安保における、「普天間」 その他の米軍基地、、、そして原発の受け入れ等々。



我が団地前の夜間工事は、、、、これらと全く 「同種の問題」 なのであった。



posted by Masa’s Pastime at 16:59 | Comment(0) | 新着情報
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