日曜日の夜は、完全に失敗した。
いつもなら早々に帰宅して釣りに出掛けるところだが、、、翌日の静岡県伊東市の予報は 「曇りのち雨」
おまけに午後からは東の風が強まるとのこと。
これでは 「金環日食」 が見れないばかりか、、、釣りもダメ。
そんなことで8時過ぎに仕事を終え、、ヤケクソ気味に 「ハモニカ横丁」 で飲んでしまったのだ。
もっとも翌日は休みだし、飲むこと自体に問題はなかった。
問題なのは、その程度。
普段より時間も早く、最初は適当な時間に電車に乗ろうと思っていた。
だけど、その日は何かとムシャクシャとすることもあり、一軒が二軒、そして二軒が三軒目に入った頃には、、、終電どころか、既に夜が明けていたのだ。
気がつけば店はカンバン。
勘定を済ませて重い身体を引き摺り、、、、電車に乗ったのは6時くらいだったか。
うちに着くと、長女は既に起きていた。
もうじき友達数人がうちに集まり、 「日食の観測会」 をやるという話しだったのだ。
「父ちゃん、もうすぐ始まるよ」
長女にそう言われるも、、、一睡もしてない上に酔っ払っている私は、「今日は無理無理。 曇りだから見えない」 と、寝床に倒れた。
「そんなことなさそうだけど、、。 じゃ始まったら起こすからねっ!!」
「ああ、うん。 zzzzz−−−」
そして、おそらくそれから2〜30分後、、、、「早く、早く。 もう始まってるから」
私は長女に揺り起こされた。
ボーっとした頭のまま何とか寝床から這い出て、、、、フラフラとリビングに泳ぎ出る。
顔見知りの娘の同級生2人が、寝ボケた私の顔を見てクスクス笑っていたのは憶えている。
しかし、半ば強制的に手渡された色眼鏡を掛けてみた太陽がどんな様子だったか?、、、あまりハッキリしない。
結局、私はあまりに眠すぎてそのまま寝床に戻り、月曜の昼過ぎまで寝てしまったのだ。
後で娘達に聞いたところによると、、、どうやら私の予想とは裏腹に、「金環日食」 はほぼ完全に観測できたらしい。
少なくとも、西国分寺の我が家では、、。
東京での次のチャンスは数百年後、と言われる 「金環日食」
「父ちゃん、もうチャンスないねー。残念でしたー。」 と娘に言われ、、、「フン。 けど皆既日食はあるらしいからな」 と強がるのが精一杯。
実際のところ 「ダメ」 と決めつけずにちゃんと帰っていれば良かった、と、、、ちょっぴり後悔したのだった。
いつもなら早々に帰宅して釣りに出掛けるところだが、、、翌日の静岡県伊東市の予報は 「曇りのち雨」
おまけに午後からは東の風が強まるとのこと。
これでは 「金環日食」 が見れないばかりか、、、釣りもダメ。
そんなことで8時過ぎに仕事を終え、、ヤケクソ気味に 「ハモニカ横丁」 で飲んでしまったのだ。
もっとも翌日は休みだし、飲むこと自体に問題はなかった。
問題なのは、その程度。
普段より時間も早く、最初は適当な時間に電車に乗ろうと思っていた。
だけど、その日は何かとムシャクシャとすることもあり、一軒が二軒、そして二軒が三軒目に入った頃には、、、終電どころか、既に夜が明けていたのだ。
気がつけば店はカンバン。
勘定を済ませて重い身体を引き摺り、、、、電車に乗ったのは6時くらいだったか。
うちに着くと、長女は既に起きていた。
もうじき友達数人がうちに集まり、 「日食の観測会」 をやるという話しだったのだ。
「父ちゃん、もうすぐ始まるよ」
長女にそう言われるも、、、一睡もしてない上に酔っ払っている私は、「今日は無理無理。 曇りだから見えない」 と、寝床に倒れた。
「そんなことなさそうだけど、、。 じゃ始まったら起こすからねっ!!」
「ああ、うん。 zzzzz−−−」
そして、おそらくそれから2〜30分後、、、、「早く、早く。 もう始まってるから」
私は長女に揺り起こされた。
ボーっとした頭のまま何とか寝床から這い出て、、、、フラフラとリビングに泳ぎ出る。
顔見知りの娘の同級生2人が、寝ボケた私の顔を見てクスクス笑っていたのは憶えている。
しかし、半ば強制的に手渡された色眼鏡を掛けてみた太陽がどんな様子だったか?、、、あまりハッキリしない。
結局、私はあまりに眠すぎてそのまま寝床に戻り、月曜の昼過ぎまで寝てしまったのだ。
後で娘達に聞いたところによると、、、どうやら私の予想とは裏腹に、「金環日食」 はほぼ完全に観測できたらしい。
少なくとも、西国分寺の我が家では、、。
東京での次のチャンスは数百年後、と言われる 「金環日食」
「父ちゃん、もうチャンスないねー。残念でしたー。」 と娘に言われ、、、「フン。 けど皆既日食はあるらしいからな」 と強がるのが精一杯。
実際のところ 「ダメ」 と決めつけずにちゃんと帰っていれば良かった、と、、、ちょっぴり後悔したのだった。