前回このコーナーで触れた、パスタイムの 「前面ショーケース」 の工事が完了した。
極めて簡素な木の棚だったのが、、、今回の工事で少しはショーケースらしくなった格好。
実は今回の改装にあたっては、少々迷った部分があった。
以前にもお話した通り、前面ガラスのそれぞれの端っこには 「エングレイバーの辻本」 と私の作業台がある。
これは言うまでもなく、道を通る人から作業が間近に見えるようにしている訳だが、、、今回、この作業台の前面の部分も 「ショーケース化」 してしまおうか迷ったのだ。
道行く人には 「興味はあるが、わざわざ店に入るほどでもない」 とか 「中に入って良く見てみたいが、買い物があるかどうか分らないし、ちょっと入りにくい」 などという思いもあると思う。
実際、私などはまさにそういうタイプで、、、街中でちょっと興味を覚える店を見つけても、結構入るのに身構えてしまうことが多いのだ。
前面をショーケース化した場合、当然、陳列可能な商品のボリュームは、大幅に増える。
こうなると、店に入らなくても、通りに居ながらにして、かなりの商品を見ることが可能。
そんな訳で、、、「実際の作業が目の当たりに見える」 というメリットを採るか、それとも 「外に居ながら充分な商品のラインナップが見える」 という方を採るかという選択。
結局、私は後者を選んだ。
パスタイムの 「売り」 は、販売している 「時計」 だけではない。
ご存知の通り、今日び 「アンティークウォッチ」 などインターネットオークションやサイトに溢れかえっていて、入手すること自体は、誰にでも出来る時代。
しかし、確かな素材を見抜く 「目」、 それから 「確かなものにする技術」 は、、、溢れかえってはいない。
私としては、これこそがパスタイムの 「主力商品」 だと思っている。
「へー、こんな風に時計の部品を作るのか」
「あっ、あの人、文字盤に数字を彫ってる!」
デモンストレーションではない、実際の作業風景。
そんな主力商品をお見せする 「ショーケース」 を、、、無くしてしまう訳にはいかないではないか!
子供達がガラスを突付いて、話し掛けてこようと、、、間近に覗き込んでいる方と顔が合って、ちょっと恥ずかしくなろうと。
パスタイムの 「窓際族」 は、、、、これからも、居座り続けることになったのだ。
極めて簡素な木の棚だったのが、、、今回の工事で少しはショーケースらしくなった格好。
実は今回の改装にあたっては、少々迷った部分があった。
以前にもお話した通り、前面ガラスのそれぞれの端っこには 「エングレイバーの辻本」 と私の作業台がある。
これは言うまでもなく、道を通る人から作業が間近に見えるようにしている訳だが、、、今回、この作業台の前面の部分も 「ショーケース化」 してしまおうか迷ったのだ。
道行く人には 「興味はあるが、わざわざ店に入るほどでもない」 とか 「中に入って良く見てみたいが、買い物があるかどうか分らないし、ちょっと入りにくい」 などという思いもあると思う。
実際、私などはまさにそういうタイプで、、、街中でちょっと興味を覚える店を見つけても、結構入るのに身構えてしまうことが多いのだ。
前面をショーケース化した場合、当然、陳列可能な商品のボリュームは、大幅に増える。
こうなると、店に入らなくても、通りに居ながらにして、かなりの商品を見ることが可能。
そんな訳で、、、「実際の作業が目の当たりに見える」 というメリットを採るか、それとも 「外に居ながら充分な商品のラインナップが見える」 という方を採るかという選択。
結局、私は後者を選んだ。
パスタイムの 「売り」 は、販売している 「時計」 だけではない。
ご存知の通り、今日び 「アンティークウォッチ」 などインターネットオークションやサイトに溢れかえっていて、入手すること自体は、誰にでも出来る時代。
しかし、確かな素材を見抜く 「目」、 それから 「確かなものにする技術」 は、、、溢れかえってはいない。
私としては、これこそがパスタイムの 「主力商品」 だと思っている。
「へー、こんな風に時計の部品を作るのか」
「あっ、あの人、文字盤に数字を彫ってる!」
デモンストレーションではない、実際の作業風景。
そんな主力商品をお見せする 「ショーケース」 を、、、無くしてしまう訳にはいかないではないか!
子供達がガラスを突付いて、話し掛けてこようと、、、間近に覗き込んでいる方と顔が合って、ちょっと恥ずかしくなろうと。
パスタイムの 「窓際族」 は、、、、これからも、居座り続けることになったのだ。