先週の休日、しばらくぶりに市場に行った。
その日の晩にご近所さんの 「Tちゃん一家」 と予定していた 「ブリシャブ」 の材料を買い込みに行ったのだ。
しかし市場に到着すると、、、残念ながら、いいブリがない。
ちなみに、元々スーパーや素人市場で売っている 「ブリ」 はブリというほどの大きさのものではなく、、、せいぜい関東で言う 「ワラサ」、 関西で言う 「メジロ」 クラスの大きさ。
ご存知の方も多いと思うが、、、出世魚であるブリは、「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」(関東の場合)と、成長にともなって呼び名が変わる。
いずれもハッキリした目方の基準はないようだが、、、通常 「ブリ」 と呼ばれるのは8キロ以上になった成魚のこと。
しかし充分に成長し脂の乗り切った旬の 「寒ブリ」 は大変高価で、、、その多くは築地を通して高級料亭や寿司店などに流通してしまうのが現状なのだ。
そんな訳だから、せいぜい 「一サク¥1000〜¥1500程度」 で売っている魚を 「ブリでない」 と言って、目くじらを立てるつもりはない。
いつも食べている 「ワラサ」 クラスだって充分に美味しいし、、、脂っこいものが嫌いなカミさんなどは、むしろそっちの方を喜んで食べるのだ。
しかし、この日の 「ブリ」 は、ワラサですらなく、まあまあ大き目の 「イナダ」 というところで、、、人間で言えば、まだまだ中学生クラスの大きさ。
鮮度は充分に良さそうだったが脂の乗りはまだまだ未熟で、、、「ブリシャブ」 をするにはもう一つの感が、、。
まあそうは言っても無いものは仕方がないので、結局そのイナダのサクを2つにヒラメ、その他子供達の喜びそうなサーモンや3種類のイカ(ヤリイカ、コウイカ、ミミイカ)等を買い込んで、帰路に着いた。
「大丈夫かなぁ、、?」
買ってきた 「ブリ?」 のサクをペラペラに削ぎ切りしながら、、、その身肉の若々しさに、一抹の不安、、。
その分 「ノルウエーサーモン」 はこれでもか!、というほど脂が乗っているが、、。
「ピンポーン!」
約束の時間になって、Tちゃんの奥さん、2人の元気な息子達がやって来た。
休日出勤のTちゃんは、少々遅れて参加するようだ。
同じ小学校に通う子供達4人はすぐにケン玉に夢中になり、、、大人3人はビールで乾杯。
奥さん手製の豚の角煮やサラダをツマミに、、、私と奥さんは日本酒に突入。
カミさんはワインを飲み始めた。
お腹が減って我慢できない子供達は、子供テーブルで一足先に 「シャブシャブ」 を開始し、皆猛然と食べ始める。
よく見ると何と言うこともない、、、ブリもサーモンもヒラメもイカも、シャブシャブなどせずにそのままパクパク食べているではないか!
あっという間に何杯かのご飯とシャブシャブの具?を平らげた子供達が再び遊び始めた頃、、、仕事を終えたTちゃんが到着した。
いよいよ大人のシャブシャブ開始。
しかし、心配した 「ブリ」 の脂の未熟さは、、、?
「旨いっすよー!」 「充分充分ー!」
気遣ってくれるTちゃん夫妻を横目に、、、「どれどれ?」 と私も。
「モグモグ、、」
二人の気遣いは有り難く、、、「ん、、?!」 、、 しかし、それは別としても、確かに思いの他イケた。
脂の乗りはイマ一つだが、、、以外に旨い。
イカやヒラメのさっぱりした感じとは明らかに別種の、しっかりとした味があるし、、、それに脂だらけのサーモンを食べた後など、一転して清清しい感じがした。
その晩、そんな風にして安心した私は、優しい友人夫妻と大いに飲み、食べた。
お互いに用意した料理は全て食べ尽くし、、どの皿も、全部空っぽ。
気が付けば時計の短針は真上を向いていて、、、遊んでいた子供達がダウンする時間になっていたのだ。
その日の晩にご近所さんの 「Tちゃん一家」 と予定していた 「ブリシャブ」 の材料を買い込みに行ったのだ。
しかし市場に到着すると、、、残念ながら、いいブリがない。
ちなみに、元々スーパーや素人市場で売っている 「ブリ」 はブリというほどの大きさのものではなく、、、せいぜい関東で言う 「ワラサ」、 関西で言う 「メジロ」 クラスの大きさ。
ご存知の方も多いと思うが、、、出世魚であるブリは、「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」(関東の場合)と、成長にともなって呼び名が変わる。
いずれもハッキリした目方の基準はないようだが、、、通常 「ブリ」 と呼ばれるのは8キロ以上になった成魚のこと。
しかし充分に成長し脂の乗り切った旬の 「寒ブリ」 は大変高価で、、、その多くは築地を通して高級料亭や寿司店などに流通してしまうのが現状なのだ。
そんな訳だから、せいぜい 「一サク¥1000〜¥1500程度」 で売っている魚を 「ブリでない」 と言って、目くじらを立てるつもりはない。
いつも食べている 「ワラサ」 クラスだって充分に美味しいし、、、脂っこいものが嫌いなカミさんなどは、むしろそっちの方を喜んで食べるのだ。
しかし、この日の 「ブリ」 は、ワラサですらなく、まあまあ大き目の 「イナダ」 というところで、、、人間で言えば、まだまだ中学生クラスの大きさ。
鮮度は充分に良さそうだったが脂の乗りはまだまだ未熟で、、、「ブリシャブ」 をするにはもう一つの感が、、。
まあそうは言っても無いものは仕方がないので、結局そのイナダのサクを2つにヒラメ、その他子供達の喜びそうなサーモンや3種類のイカ(ヤリイカ、コウイカ、ミミイカ)等を買い込んで、帰路に着いた。
「大丈夫かなぁ、、?」
買ってきた 「ブリ?」 のサクをペラペラに削ぎ切りしながら、、、その身肉の若々しさに、一抹の不安、、。
その分 「ノルウエーサーモン」 はこれでもか!、というほど脂が乗っているが、、。
「ピンポーン!」
約束の時間になって、Tちゃんの奥さん、2人の元気な息子達がやって来た。
休日出勤のTちゃんは、少々遅れて参加するようだ。
同じ小学校に通う子供達4人はすぐにケン玉に夢中になり、、、大人3人はビールで乾杯。
奥さん手製の豚の角煮やサラダをツマミに、、、私と奥さんは日本酒に突入。
カミさんはワインを飲み始めた。
お腹が減って我慢できない子供達は、子供テーブルで一足先に 「シャブシャブ」 を開始し、皆猛然と食べ始める。
よく見ると何と言うこともない、、、ブリもサーモンもヒラメもイカも、シャブシャブなどせずにそのままパクパク食べているではないか!
あっという間に何杯かのご飯とシャブシャブの具?を平らげた子供達が再び遊び始めた頃、、、仕事を終えたTちゃんが到着した。
いよいよ大人のシャブシャブ開始。
しかし、心配した 「ブリ」 の脂の未熟さは、、、?
「旨いっすよー!」 「充分充分ー!」
気遣ってくれるTちゃん夫妻を横目に、、、「どれどれ?」 と私も。
「モグモグ、、」
二人の気遣いは有り難く、、、「ん、、?!」 、、 しかし、それは別としても、確かに思いの他イケた。
脂の乗りはイマ一つだが、、、以外に旨い。
イカやヒラメのさっぱりした感じとは明らかに別種の、しっかりとした味があるし、、、それに脂だらけのサーモンを食べた後など、一転して清清しい感じがした。
その晩、そんな風にして安心した私は、優しい友人夫妻と大いに飲み、食べた。
お互いに用意した料理は全て食べ尽くし、、どの皿も、全部空っぽ。
気が付けば時計の短針は真上を向いていて、、、遊んでいた子供達がダウンする時間になっていたのだ。