「カスタム腕時計用のムーブメント」 をウェブ上にアップし始めたのが先週のこと。
ところが、今週になってあるお客様から 「文字盤や針の画像がないと、完成のイメージがしにくい」 というご意見をいただいた。
これは至極もっともなご意見、、、というか、「痛いところをつかれてしまった」 というのが正直なところ。
本来そうすべきであることは分かっていながら、なかなか手が廻らなくて 「取り敢えず掲載」 した感があったのは否めないのだ。
「何とかしなければ、、。」
しかし 「IT音痴」 の私はメールやブログを打つのが精一杯で、、、画像をどこからか持ってきて貼り付けたりすることが出来ない。
他の連中は皆それなりに出来るが、、、それぞれが納期の迫った仕事を抱えていて、なかなか手を止めさせる訳にいかないのだ。
ということで、ひとまず 「エングレイバーの辻本」 のところへ。
彼も今月は 「透かし彫りのムーブメント」 や 「特注のギロシュダイアル」 を完成しなければならなくて「テン張っている」 のは同じだが、、。
「辻本クン、ちょっとちょっと。 例のこの間アップしたカスタム時計のムーブメントだけど、、、考えてみたらダイアルや針のイメージがないから、イメージが湧きにくいんだよなー」
「、、た、確かにそうですね、、。」
彼は顕微鏡を覗き込んだまま 「来たか、、」 という顔をしている。
「透かし彫りの進行具合だけど、確か50%くらい行ってたよなー。 あと、今月は 「ギロシュのダイアル」 何枚あったっけ?」
「今月中の納品は今のところ○○さんの一枚だけですけど、、、その他にも年内のがあるんですよねー、、。 それに透かし彫りの方は、まだまだ結構掛かりそうですし、、」
「そっかー、結構大変だなー。 まあでも年内はまだまだ時間があるし、ちょっとキリのいいところで一発ダイアル画像のアップ頼むよ、なっ。 キリのいいところでいいから、キリのいいところで。」
「ハ、ハイ、了解です。」
実際のところ 「キリのいいところ」 と言っても、、、「やらなけりゃいけないこと」 が頭にあるままでは、目の前の仕事に集中するのは難しい。
一瞬の気の緩みや手の震えで 「全てやり直し」 になる類の仕事だから。
「余計なことは先に頭から消しておきたい」 という気持ちは、私自身、痛いほどよく解っているのだ。
案の定、私が自分の作業台で顕微鏡を覗き込み始めると、、、席を立ってパソコンの方に歩いて行く辻本の足音が響いた。
言ってみれば、パスタイムの 「家内制手工業」 は、こんな風にしてなんとか成り立っているわけだ。
「シルバーのツートーンダイアル」 「赤銅の黒染めダイアル」 それから 「ギロシュダイアル」 にした場合の参考例。
まだまだ不充分ながら、とにかく画像を追加。
すると途端に一件のお問い合わせが来た。
手を加えた効果なのか、それとも単なる偶然か、、?
いずれにしても、少しは完成時がイメージし易くなった筈の「カスタム腕時計ムーブメント」 のサイト 。
どなた様も、引き続きよろしくご覧下さいませ!
ところが、今週になってあるお客様から 「文字盤や針の画像がないと、完成のイメージがしにくい」 というご意見をいただいた。
これは至極もっともなご意見、、、というか、「痛いところをつかれてしまった」 というのが正直なところ。
本来そうすべきであることは分かっていながら、なかなか手が廻らなくて 「取り敢えず掲載」 した感があったのは否めないのだ。
「何とかしなければ、、。」
しかし 「IT音痴」 の私はメールやブログを打つのが精一杯で、、、画像をどこからか持ってきて貼り付けたりすることが出来ない。
他の連中は皆それなりに出来るが、、、それぞれが納期の迫った仕事を抱えていて、なかなか手を止めさせる訳にいかないのだ。
ということで、ひとまず 「エングレイバーの辻本」 のところへ。
彼も今月は 「透かし彫りのムーブメント」 や 「特注のギロシュダイアル」 を完成しなければならなくて「テン張っている」 のは同じだが、、。
「辻本クン、ちょっとちょっと。 例のこの間アップしたカスタム時計のムーブメントだけど、、、考えてみたらダイアルや針のイメージがないから、イメージが湧きにくいんだよなー」
「、、た、確かにそうですね、、。」
彼は顕微鏡を覗き込んだまま 「来たか、、」 という顔をしている。
「透かし彫りの進行具合だけど、確か50%くらい行ってたよなー。 あと、今月は 「ギロシュのダイアル」 何枚あったっけ?」
「今月中の納品は今のところ○○さんの一枚だけですけど、、、その他にも年内のがあるんですよねー、、。 それに透かし彫りの方は、まだまだ結構掛かりそうですし、、」
「そっかー、結構大変だなー。 まあでも年内はまだまだ時間があるし、ちょっとキリのいいところで一発ダイアル画像のアップ頼むよ、なっ。 キリのいいところでいいから、キリのいいところで。」
「ハ、ハイ、了解です。」
実際のところ 「キリのいいところ」 と言っても、、、「やらなけりゃいけないこと」 が頭にあるままでは、目の前の仕事に集中するのは難しい。
一瞬の気の緩みや手の震えで 「全てやり直し」 になる類の仕事だから。
「余計なことは先に頭から消しておきたい」 という気持ちは、私自身、痛いほどよく解っているのだ。
案の定、私が自分の作業台で顕微鏡を覗き込み始めると、、、席を立ってパソコンの方に歩いて行く辻本の足音が響いた。
言ってみれば、パスタイムの 「家内制手工業」 は、こんな風にしてなんとか成り立っているわけだ。
「シルバーのツートーンダイアル」 「赤銅の黒染めダイアル」 それから 「ギロシュダイアル」 にした場合の参考例。
まだまだ不充分ながら、とにかく画像を追加。
すると途端に一件のお問い合わせが来た。
手を加えた効果なのか、それとも単なる偶然か、、?
いずれにしても、少しは完成時がイメージし易くなった筈の「カスタム腕時計ムーブメント」 のサイト 。
どなた様も、引き続きよろしくご覧下さいませ!