Masa’s Pastime

2012年09月28日

「珍客の正体」

前回のブログでご紹介した我が家の 「珍客」




実はブログをアップして間もなくダイビング屋時代のお客様からフェイスブックにメッセージがあり、、、件の魚は 「ハナオコゼ」 であろう、というご指摘をいただいた。





たまたまその夕方から仕事で外出していた私はカミさんにメールを入れ、確認するように依頼。




図らずも(?)その晩は深夜の帰宅となったが、、、翌朝、魚類図鑑で確認したという長女に聞くと、「カエルアンコウ科ハナオコゼ」 に間違いないようだと言う。




更にネットで検索したカミさんも、ハナオコゼを飼育している人の映像を見た限り、同じ魚に間違いない、という。




こうして我が家の珍客は 「カエルアンコウの仲間ではあるが本種とは別の魚」 ということが分かり、、、、私の記憶中の 「カエルアンコウ」 とちょっと違ったのも合点がいった。





ちなみにこの 「ハナオコゼ」 、いかにも海底を這いずり回っていそうなその容姿とは裏腹に、、、一生を 水面の 「流れ藻」 に付いて生活するらしい。



流れ藻には様々な魚の幼魚がくっついているが、、、コイツは、流れ藻そっくりなその姿に騙されて近寄ってきた小魚をパクッと食べるという訳だろう。



いずれにしても、ご指摘いただいたK氏に感謝するとともに、このブログの読者の方々にはこの場で 「珍客」 の正体をご報告差し上げた次第。





さてさて、その 「ハナオコゼ」 、、、困ったことに、餌を食べない。



カゴの中で隔離しているのがいけないのかと思い、ヤケクソで他の魚と一緒にしてみると、、?



他の連中を食べてしまうどころか、、、身体から海草のようにニョキニョキ生えている突起を 「チョウチョウオ」 に好き放題突っつかれているではないか。



このままでは逆に弱ってしまう、と元のカゴの中に保護したが、、、さてどうするか?




生きている小魚を与えるのは気が退ける。



かといって、何も食べなければ死んでしまう。



魚の切り身、イカの短冊、魚卵、オキアミ、、、色々試したが、、、見向きもしない。




「今度の月曜に海に返すようかなー」 と諦めていた昨日の昼間。



「食べたよー」 と、カミさんから連絡。



スーパーで買ってきた 「小アジ」 を目の前でヒラヒラさせているうち、偶然アクビのように口を開けたところにアジの頭を差し入れると、、、、そのまま 「ゴクン」 と丸呑みしたという。



ネットの情報によると、、、消化が遅い上、運動量の少ない魚だから一度食べればしばらくは必要ないらしい。




やれやれ、、、これでしばらくは安心か。



今朝、出勤前にカゴの中を覗き込んでみると、、、飼い主の心配をよそに、ヤツはカゴの中でヌボーっと 「四つん這い」 になっていた。


posted by Masa’s Pastime at 14:08 | Comment(0) | 新着情報
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