このブログで何度か途中経過をご紹介していた 「新型カスタム腕時計」 が、遂に完成した。
ケースの本格的な試作を始めたのは今年の始めくらいだったように記憶しているから、、、「試作の繰り返し」 や 「サファイアの調達」 、それから追加的に必要になった 「機材の調達」 等に、半年を費やしたことになる。
新しいことに手を付け始めると、何だかんだと新たなものが必要になってくるものだが、、、今回、改めてそれを実感することとなった。
さてさて、今回新たにラインナップした 「新型カスタム腕時計」 は2タイプ。
アメリカ規格の 「12サイズ」 及び 「14サイズ」 だ。
ケースの材質は、0サイズ同様の 「シルバーケース」 に加え、新たに 「ステンレスケース」 もラインナップした。
ステンレスケースの場合、市販品の 「金属ブレス」 が装着可能で、、、レザーバンドとはまたちょっと違った雰囲気が楽しめるのだ。
ケースの形状は、基本的に0サイズのカスタム腕時計のスタイルを受け継ぐもの。
しかし 「絶対的なサイズの違い」 から、ラグの長さや全体の厚みのバランスは、少々異なる。
これは 「オーパーサイズでありながら、極力手首からはみ出さない時計」 をイメージしたためで、、、仮に0サイズと全く同じ形状でそのまま大きくすると、ラグが手首から飛び出すし、全体に無駄にぶ厚くなってしまう。
これは試作を繰り返す中で、最も工夫が必要だった部分だ。
記念すべき第一号機は、14サイズのステンレスケースで 「1912年製、ハミルトン920」 搭載機。
「23石、ジュエルドモーターバレル」 の言わずと知れた高級機で、、、一般の腕時計では有り得ない贅沢な仕様だ。
ダイアルは、辻本の手によるギロシュダイアル。
もちろん 「ギロシュパターン」 の部分はローズエンジンを使うが、「ロゴや数字・インデックス」 は、全て手彫り。
実に不経済なことに、このダイアルの製作自体に 「1週間」 が消えるのだが、、、、傍で作業風景をご覧になった方には 「こりゃ、仕方ないよねー」 と納得していただけるものだ。
さて、この新型カスタム腕時計、従来の0サイズ同様、お持ちの時計をケーシングすることも想定されている。
12サイズ、もしくは14サイズの懐中時計をお持ちので 「腕時計にしてみようかな」 という方、詳細はホームページをご覧ください。
ちなみに0サイズ同様、ムーブメントには一切改造を加える必要がないから、、、いつでも 「元の姿」 に戻すことが可能。
腕時計にしたからといって、将来的に懐中時計として使えなくなってしまう訳ではないので、ご安心を。
最後に、、、ケースの形状を 「自分の好み」 で製作して欲しい、 或いは 「金」 「プラチナ」 等、違う金属で作ったものが欲しい、、、「文字盤の仕様」 や 「ムーブメントの選択」 も含め、全て自分なりのこだわりの一品に仕立てたい。
そんな方がいらしゃったら、是非ご相談下さい。
現実的に可能なものであれば、、、どんなものでもお作り致します。
ではでは、、今後とも何卒よろしくお願い致します。
追記
長引く 「銀地金」 の高値の影響により この度従来の 「0サイズカスタム腕時計」 のケーシング費用を、変更させていたくこととなりました。
ご迷惑をお掛けして誠に申し訳けございませんが、何卒ご了承下さいませ。
ケースの本格的な試作を始めたのは今年の始めくらいだったように記憶しているから、、、「試作の繰り返し」 や 「サファイアの調達」 、それから追加的に必要になった 「機材の調達」 等に、半年を費やしたことになる。
新しいことに手を付け始めると、何だかんだと新たなものが必要になってくるものだが、、、今回、改めてそれを実感することとなった。
さてさて、今回新たにラインナップした 「新型カスタム腕時計」 は2タイプ。
アメリカ規格の 「12サイズ」 及び 「14サイズ」 だ。
ケースの材質は、0サイズ同様の 「シルバーケース」 に加え、新たに 「ステンレスケース」 もラインナップした。
ステンレスケースの場合、市販品の 「金属ブレス」 が装着可能で、、、レザーバンドとはまたちょっと違った雰囲気が楽しめるのだ。
ケースの形状は、基本的に0サイズのカスタム腕時計のスタイルを受け継ぐもの。
しかし 「絶対的なサイズの違い」 から、ラグの長さや全体の厚みのバランスは、少々異なる。
これは 「オーパーサイズでありながら、極力手首からはみ出さない時計」 をイメージしたためで、、、仮に0サイズと全く同じ形状でそのまま大きくすると、ラグが手首から飛び出すし、全体に無駄にぶ厚くなってしまう。
これは試作を繰り返す中で、最も工夫が必要だった部分だ。
記念すべき第一号機は、14サイズのステンレスケースで 「1912年製、ハミルトン920」 搭載機。
「23石、ジュエルドモーターバレル」 の言わずと知れた高級機で、、、一般の腕時計では有り得ない贅沢な仕様だ。
ダイアルは、辻本の手によるギロシュダイアル。
もちろん 「ギロシュパターン」 の部分はローズエンジンを使うが、「ロゴや数字・インデックス」 は、全て手彫り。
実に不経済なことに、このダイアルの製作自体に 「1週間」 が消えるのだが、、、、傍で作業風景をご覧になった方には 「こりゃ、仕方ないよねー」 と納得していただけるものだ。
さて、この新型カスタム腕時計、従来の0サイズ同様、お持ちの時計をケーシングすることも想定されている。
12サイズ、もしくは14サイズの懐中時計をお持ちので 「腕時計にしてみようかな」 という方、詳細はホームページをご覧ください。
ちなみに0サイズ同様、ムーブメントには一切改造を加える必要がないから、、、いつでも 「元の姿」 に戻すことが可能。
腕時計にしたからといって、将来的に懐中時計として使えなくなってしまう訳ではないので、ご安心を。
最後に、、、ケースの形状を 「自分の好み」 で製作して欲しい、 或いは 「金」 「プラチナ」 等、違う金属で作ったものが欲しい、、、「文字盤の仕様」 や 「ムーブメントの選択」 も含め、全て自分なりのこだわりの一品に仕立てたい。
そんな方がいらしゃったら、是非ご相談下さい。
現実的に可能なものであれば、、、どんなものでもお作り致します。
ではでは、、今後とも何卒よろしくお願い致します。
追記
長引く 「銀地金」 の高値の影響により この度従来の 「0サイズカスタム腕時計」 のケーシング費用を、変更させていたくこととなりました。
ご迷惑をお掛けして誠に申し訳けございませんが、何卒ご了承下さいませ。