Masa’s Pastime

2012年11月25日

「同窓会」

昨日、中学校の同窓会に参加してきた。




参加者総勢130人余りの大掛かりな集まり。




私が地元 「東村山」 の市立中学校を卒業したのは昭和51年、15才の時だから、、、実に35年ぶりの再会である。





クラス担当の幹事になっていた私は幾人かの連中とは事前に電話で話していたのだが、、、これがどうにも調子が狂う。




「もしもし、中島ー。 鈴木だよー。元気かー?!]




などという場合はまあいい。




お互い記憶を辿りつつ 「じゃ、当日楽しみにしてるぜー」




などと軽い感じで話しが進むから。





しかし実際には 「あっ、どうも中島さんですね。 幹事ご苦労様です。  えーえー、そりゃもちろん憶えていますよ。 はいはい。 了解です。 では当日よろしくお願い致します」 



そんな風に、かしこまってしまう場合の方が遥かに多いのだ。




もっとも過ぎ去った時間の長さを考えると、これはお互い仕方ない。




なにしろロクにヒゲも生えていないような子供同士だったのが、、、突然孫すらいる年齢にワープして話しをするのだから。





当然のことながら、、、当日の会場は 「壮絶」 とも言える状況だった。




参加者は皆 [3年C組中島] などという名札を付けているのだが、、、それでも容易には顔と名前が一致しない。




「中島?、、、あー!あの中島か?! おー、お互い年取ったなー!]




そう言われた私の方もしばらくの間一生懸命相手の記憶を辿り、、「あーっ、、、想い出したぞ! 本当に久しぶりだなぁ。」 などと返す。




広い会場内のあちこちで 「あっ、!」 とか 「おーっ!」 または 「キャー!!」 などという声が飛び交いし、、、懐かしさのあまり抱き合ったり、中には歓喜のあまり泣き出す人までいた。






恩師にもご参加いただいた。



当時おおよそ30〜50代だった恩師の方々はどなたもご高齢になっているから、、、余計に記憶を辿りにくい。



残念ながら私の担任の先生は早逝されていたから、、、他クラスの先生方を 「卒業アルバム」 を見せられてやっと想い出す始末。




余談だが、 1年ほど前のある日、初めてご来店いただいた男性に 「ブローチ」 をお買い上げいただいたことがあった。



何でも、出演する正月のテレビ番組で上着の衿のところに着けるのだと言う。



失礼ながらテレビ嫌いの私はその方を存じ上げなかったのだが、、、お帰りになった後に店の連中が 「オギママって言うんですよ。 最近よくテレビに出ていらっしますよ」 と教えてくれた。



そして1年後の一昨日、、、遅ればせながら同窓会の席で 「尾木ママ」 こと尾木先生が、私達の 「社会科の尾木先生」 であることを思い出させられたのだ。




残念ながら亡くなっている同級生も何人かいたし、身体を悪くしていて参加できない者もいた。



しかし反対に 「3人目の孫が生まれた」 などというめでたい話も。



いつまでも話しは尽きず、、、「5次会」 が終わった時には、朝が明けていた。




たかが 「35年」 されど 「35年」 



あの日から 「12775日」 という毎日が過ぎ去った。



良い話しも悪い話しも含めて、、、何かともあれ、存分に味わった 「同窓会」 だったのだ。


posted by Masa’s Pastime at 17:54 | Comment(0) | 新着情報
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
omo0